祈りによってエホバの指導を仰ぐ必要性
「ダビデはエホバに伺ってこう言いだした。『私はこの略奪隊の跡を追いましょうか。彼らに追いつくでしょうか』。そこで神は彼に言われた,『追って行け。必ず彼らに追いつき,必ず救い出すことになるからだ』。・・・しかしダビデは言った,『・・・神がわたしたちを保護してくださり,わたしたちに向かって来た略奪隊をわたしたちの手に渡されたのだから。』(サムエル第一30:8,23)
ダビデはどのようにエホバの保護と助けを得る事ができましたか。
ある時、アマレク人がダビデの留守の間にダビデの本拠地であるチクラグを略奪し、ダビデの一行の家族をとりことして連れ去るということがありました。ダビデはその苦しい事態にあってエホバにどうすべきか尋ねました。ダビデはエホバの指導を仰ぎました。
その結果、ダビデはエホバの指導と保護を受けられ、無事捕らわれた家族と略奪された物を取り戻すことができました。ダビデはエホバに伺って成功を収めることができたということが分かります。
今日残念なことにエホバ神から奇跡的な指示が与えられる事はありません。けれども、私たちは何かことを行なう前に、その事がうまくいくかどうかエホバ神に祈りのうちに尋ねてみるのは賢明なことでしょう。
エホバ神は、祈りに答えて私たちが判断するに助けになる聖書の原則や事例を思い起こさせてくださるかもしれません。あるいは、判断するのに助けになる情報を与えてくださるかもしれません。
私たちはエホバ神が祈りに答えて私たちの思いを導いてくださる事により頼むことができるでしょう。