エゼキエル33章・イスラエルが荒廃した原因−偶像崇拝・流血・武力に頼る

エゼキエル33章は、エホバ神がどのような道徳基準を持っておられるかを示しています。また、その道徳基準に反する場合、エホバ神がある国家、もしくはある組織に破滅をもたらし、その土地に居住することを許さない場合があることを示しています。(エゼキエル…

エゼキエル33章・イスラエルが荒廃した原因−偶像崇拝と流血と軍国主義 

エホバ神は「わたしはいつでも同じ者である」と言われています。(イザヤ43:13)ですから、今日においても、エホバ神は過去と同じ仕方で行動され、ご自分が同じ道徳基準を持っておられることを示されることになるでしょう。 A color version of Joseph Priestl…

エゼキエル33章・イスラエルが荒廃した原因−淫行と血を食べること

エゼキエル33章は、エホバ神がどのような道徳基準を持っておられるかを示しています。また、その道徳基準に反する場合、エホバ神がある国家、もしくはある組織に破滅をもたらし、その土地に居住することを許さない場合があることを示しています。(エゼキエル…

米国はどのように雇用を増やし米国民の収入を増やすことができますか

①オバマ政権下でもたらされた課題 オバマ政権は、オバマケアで貧しい人々の救済を試みましたが、米国内で貧富の差が広がるという状況が進展しました。お金持ちの人たちはますます収入が増えましたが、貧しい人々はますます貧しくなっていきました。そして、…

JAL123墜落の真相の可能性(19)−現場に北朝鮮人がいたという説

JAL123機の墜落問題を執念を持って調べた方がそれをブログにされています。真実を探求しようとするその努力は、基本的に、立派なものだと思います。その中のひとりの人が言われるには、日本の自衛隊の中に秘密部隊が存在するということです。その秘密部隊が…

集団的自衛権(17)−なぜ神はエジプトに頼らないようにと言われたのか

聖書の中で、霊的なエジプトは、大いなる都市、つまり大いなるバビロンです。(啓示11:8)それは、現在の南の王を表わしています。聖書の中では、エホバ神はユダに、エジプトとその馬に頼らないようにと言われました。(申命記17:16。イザヤ31:1-3)エジプトから…

集団的自衛権(14)−ユダがエジプトに頼ることは無駄になる

日本が米国のために、集団的自衛権を行使しようと考えるのは、日本が隣国との紛争が生じた場合に、助けてもらいたいと考えるからです。では、そのようにして米国に頼った場合、必ず日本は最終的に益を得られるでしょうか。 昔、ユダはエジプトの軍事力に頼ら…

集団的自衛権(6)−聖書は北の王と共に戦う立場を背教と述べている

①ダニエル書は神の民が剣をとって戦うことを非としている ダニエル11章の預言は南の王と北の王がどのように勢力争いをするかを預言しています。そして、おおむね神の民が効果的に行動しますが、一部の神の民が北の王によって背教させられると予告しています…

集団的自衛権(3)−ユダのヨシヤ王の例から今日の諸政府は何を学べますか

ヨシヤ王に起きたことは今日のわたしたちにどのような教訓を与えるでしょうか。聖書は預言的にエジプトが今日の大娼婦米国を表していることを述べています。ですから、米国に軍事的に頼らない事、つまり、米国の武器に頼らないことや、米国と共に戦わないこ…

ダニエル11章―北の王と共に戦うことが正義でない理由

ダニエル書の中には、神に忠実を保とうとしている「洞察力のある者たち」の中にも 神の律法に対する「違反」のために、背教させられてしまう神の民がいることが示されています。(ダニエル8:12)エゼキエル書でも「違反」が偶像崇拝に関連することを示唆してい…

ダニエル11章・北の王によって背教させられて戦うことを避けましょう

ダニエル11章には、大患難までに効果的に働く神の民が存在する一方、北の王によって背教させられる神に不忠実な民が存在することを予告しています。北の王は、もともと「聖なる契約を離れる者たち」、つまり、聖書に不忠実なクリスチャンたちに注意を向けま…

エゼキエル43・44章―エホバの祭壇で罪を清めてエホバの崇拝が復興する

エゼキエル43章には、山頂にあるエホバの家、エホバのつまり神殿にエホバ神が定めない時まで住まれるという約束をしています。(エゼキエル43:7)エゼキエルはエゼキエル11章で見たエホバの家を、エゼキエル43章では、山の頂で見ます。(エゼキエル43:12) エホ…

エゼキエル37章・預言によって骨が生き返りイスラエルに戻る

エゼキエルは、バビロンからエルサレムかが荒廃させられた時期に、将来イスラエル人が故国に帰還することを預言しました。(エゼキエル37:14,16)エゼキエル37章には、谷あいの平原に満ちていた骨が預言によって、筋、肉、皮膚が生じ、息を吹き返して生き返る…

エゼキエル31章・米国が倒れた後どんな国になるのですか

聖書は、世界を支配する世界強国の大いなるバビロンが他の諸国家によって徹底的な滅びを被ることを予告しています。(啓示17:16)私は、このようになって欲しいと願っているわけではありませんが、歴史を通して世界に覇権を振るう軍事強国は移り変わって来たの…

エゼキエル16章−諸国家の攻撃を招いたイスラエル国家の売春・軍事同盟

エゼキエル16章には、イスラエルを女性になぞらえて、赤ん坊から女性に成長して神と結婚して、それから売春婦になったというたとえ話が書かれています。これは、イスラエルという国家が神から売春婦にみなされたことを示しています。国家の売春とは、どんな…

エレミヤ5章・ユダの売春のためにエホバはユダに復しゅうされる

エレミヤ5章の中にもユダがエホバを捨てて異国の神に仕えた事や、ユダの人々が姦淫や売春を行ない続けたことが糾弾されています。(エレミヤ5:7)そのために、エホバはユダがバビロンに攻撃されることを許されました。ユダで行われていた売春は、今日の私たち…

エゼキエル2・3章・神の預言者に与えられた責任

エゼキエルは、バビロンにいました。(エゼキエル1:3)そして、エホバ神はエゼキエルに天のエホバ神の幻を与えました。その後、エゼキエル3章によると、エホバ神はかたくななイスラエル人に警告を与える「見張りの者」として、預言者エゼキエルを任命しました…

イザヤ45章・キュロスは神に用いられ偶像崇拝の対象となる

イザヤ45章には、神がペルシャ人キュロスを用いられて彼の前に諸国の民を従えられることが預言されていました。神がキュロスを助けたのは、神の目的を達成するためです。 ところが、イザヤ45章にはさらに、神がキュロスを用いた結果、キュロスが諸国民から偶…

進化論者の言う適者生存は起きていますか

ネットにカレブさんという進化論者がいます。カレブさんは、進化の適者生存が自然界に起きていると主張します。その方は、「進化は絶滅の危機を乗り切りながら、それぞれの環境に合わせて生存に有利な能力が伝わっています。」と言われています。 カレブさん…

イエスが亡くなる前に経験されたストレスと苦しみ

イエスは、ご自分が経験することになっている苦しみの死について、「それが終わるまで,わたしはどんなにか苦しむことでしょう。」と言われました。(ルカ12:50) イエスは、贖いの犠牲を遂げられる前に、非常なストレスと苦しみを経験されました。イエスが経…

エレミヤ1・2章・エホバの目に売春である偶像崇拝と軍事強国に頼ること

エレミヤ1・2章では、今日エホバ神がとりわけどんなことに対して怒りを抱かれるかを示しています。エホバの目に売春と映るきわめて忌むべきことは、偶像崇拝と他の軍事強国の軍事力に頼ることです。そしてエホバ神は人間の益となることを教えてくださいます…

自然界を通して認められる創造者の人間に対する善意

自然界はどのようにして存在するようになったのでしょうか。進化によってでしょうか。神によって創造されたのでしょうか。このことは、私たちの周囲に存在している生物や事物を観察すると自ずから明らかです。私たちは、周囲の自然界を通して創造者の人間に…

神の支配権の正当性―人間は神から学び続ける立場にある

万物の創造者エホバ神は、支配者として当然の立場にあり、人間は、神によって支配されるのが当然の立場にあります。 人間が神によって支配されるのが当然の立場にある理由のひとつは、赤ん坊としてこの世に誕生する時には、人間は自分自身について、この世界…

千年統治の後神がサタンを解放して人類を試すのは不当ではありませんか

ある人は、神の王国の千年統治の後、エホバ神がサタンを無活動状態から解放して人類を試すことを不当に感じます。サタンがいたから、アダムとエバは神に背いたのではないだろうか、神の王国の千年統治の後、完全な姿で復活した人類の世界になぜサタンを解き…

箴言15章・温和な答えは激しい怒りを遠ざけ痛みを生じさせる言葉は怒りを引き起こす

家庭生活でも、職場においても、温和な話し方は他の人の怒りを抑えて事態を静めることがあります。一方、他の人に痛みを与える言葉は、人を怒らせ、人間関係を難しくし、事態を難しくします。聖書は温和な答えが激しい怒りを遠ざけた例も、痛みを生じさせる…

一度限りの短い人生と神からの永遠の命―どちらがいいですか

ある人は、死ぬ時人生を後悔しないように聖書を無視していろんなことに挑戦するよう勧めます。しかし、神が与えてくださる永遠の命と、一度限りの短い人生とどちらがいいでしょうか。 神を無視していろんな生き方をするよう勧める人たちが差し伸べることがで…

聖書の創造の記録は神話それとも事実ですか

ある教会の牧師は、聖書が創造について述べる創世記の最初の部分は、バビロニアの神々の創造神話のモチーフを材料として使って書かれたと言っています。それで、創世記が述べる創造説話を真実のものだと考えません。しかし、バビロニアの創造神話と聖書の創…

箴言20章・悪に仕返しせずに神を待ち望んで救われる―ダビデとイエス

箴言には、「『悪に仕返しするのだ』と言ってはならない。エホバを待ち望め。そうすれば、神があなたを救ってくださる。」と述べられています。 (箴言20:22)聖書の中には、エホバに依り頼んで、神の救いを経験したという実例があります。 この点で、際立った…

善悪の知識の木の実を置くのは不当な事ではありませんでしたか

ある人々は、愛の神であれば、エデンの園に善悪の知識の木を置くべきではなかったのではないかと考えます。また、ある人は神に対する感謝は善悪の知識の木の実を食べないこととは別の方法でも示すことができたのではないかと言います。 そのことについて、考…

箴言6章・朝寝と怠惰と酔酒によって貧困に導かれる

聖書は朝寝を勧めているでしょうか。勧めていません。早起きするようにと勧めています。箴言は、「怠惰な者よ、あなたはいつまで横たわっているのか、いつ眠りから起き上がるのか」と述べて、朝いつまでも、ぐずぐずと床にいることを怠惰であると述べていま…