2016-01-01から1年間の記事一覧

ダニエル11章―北の王と共に戦うことが正義でない理由

ダニエル書の中には、神に忠実を保とうとしている「洞察力のある者たち」の中にも 神の律法に対する「違反」のために、背教させられてしまう神の民がいることが示されています。(ダニエル8:12)エゼキエル書でも「違反」が偶像崇拝に関連することを示唆してい…

ダニエル11章・北の王によって背教させられて戦うことを避けましょう

ダニエル11章には、大患難までに効果的に働く神の民が存在する一方、北の王によって背教させられる神に不忠実な民が存在することを予告しています。北の王は、もともと「聖なる契約を離れる者たち」、つまり、聖書に不忠実なクリスチャンたちに注意を向けま…

エゼキエル43・44章―エホバの祭壇で罪を清めてエホバの崇拝が復興する

エゼキエル43章には、山頂にあるエホバの家、エホバのつまり神殿にエホバ神が定めない時まで住まれるという約束をしています。(エゼキエル43:7)エゼキエルはエゼキエル11章で見たエホバの家を、エゼキエル43章では、山の頂で見ます。(エゼキエル43:12) エホ…

エゼキエル37章・預言によって骨が生き返りイスラエルに戻る

エゼキエルは、バビロンからエルサレムかが荒廃させられた時期に、将来イスラエル人が故国に帰還することを預言しました。(エゼキエル37:14,16)エゼキエル37章には、谷あいの平原に満ちていた骨が預言によって、筋、肉、皮膚が生じ、息を吹き返して生き返る…

エゼキエル31章・米国が倒れた後どんな国になるのですか

聖書は、世界を支配する世界強国の大いなるバビロンが他の諸国家によって徹底的な滅びを被ることを予告しています。(啓示17:16)私は、このようになって欲しいと願っているわけではありませんが、歴史を通して世界に覇権を振るう軍事強国は移り変わって来たの…

エゼキエル16章−諸国家の攻撃を招いたイスラエル国家の売春・軍事同盟

エゼキエル16章には、イスラエルを女性になぞらえて、赤ん坊から女性に成長して神と結婚して、それから売春婦になったというたとえ話が書かれています。これは、イスラエルという国家が神から売春婦にみなされたことを示しています。国家の売春とは、どんな…

エレミヤ5章・ユダの売春のためにエホバはユダに復しゅうされる

エレミヤ5章の中にもユダがエホバを捨てて異国の神に仕えた事や、ユダの人々が姦淫や売春を行ない続けたことが糾弾されています。(エレミヤ5:7)そのために、エホバはユダがバビロンに攻撃されることを許されました。ユダで行われていた売春は、今日の私たち…

エゼキエル2・3章・神の預言者に与えられた責任

エゼキエルは、バビロンにいました。(エゼキエル1:3)そして、エホバ神はエゼキエルに天のエホバ神の幻を与えました。その後、エゼキエル3章によると、エホバ神はかたくななイスラエル人に警告を与える「見張りの者」として、預言者エゼキエルを任命しました…

イザヤ45章・キュロスは神に用いられ偶像崇拝の対象となる

イザヤ45章には、神がペルシャ人キュロスを用いられて彼の前に諸国の民を従えられることが預言されていました。神がキュロスを助けたのは、神の目的を達成するためです。 ところが、イザヤ45章にはさらに、神がキュロスを用いた結果、キュロスが諸国民から偶…

進化論者の言う適者生存は起きていますか

ネットにカレブさんという進化論者がいます。カレブさんは、進化の適者生存が自然界に起きていると主張します。その方は、「進化は絶滅の危機を乗り切りながら、それぞれの環境に合わせて生存に有利な能力が伝わっています。」と言われています。 カレブさん…

イエスが亡くなる前に経験されたストレスと苦しみ

イエスは、ご自分が経験することになっている苦しみの死について、「それが終わるまで,わたしはどんなにか苦しむことでしょう。」と言われました。(ルカ12:50) イエスは、贖いの犠牲を遂げられる前に、非常なストレスと苦しみを経験されました。イエスが経…

エレミヤ1・2章・エホバの目に売春である偶像崇拝と軍事強国に頼ること

エレミヤ1・2章では、今日エホバ神がとりわけどんなことに対して怒りを抱かれるかを示しています。エホバの目に売春と映るきわめて忌むべきことは、偶像崇拝と他の軍事強国の軍事力に頼ることです。そしてエホバ神は人間の益となることを教えてくださいます…

自然界を通して認められる創造者の人間に対する善意

自然界はどのようにして存在するようになったのでしょうか。進化によってでしょうか。神によって創造されたのでしょうか。このことは、私たちの周囲に存在している生物や事物を観察すると自ずから明らかです。私たちは、周囲の自然界を通して創造者の人間に…

神の支配権の正当性―人間は神から学び続ける立場にある

万物の創造者エホバ神は、支配者として当然の立場にあり、人間は、神によって支配されるのが当然の立場にあります。 人間が神によって支配されるのが当然の立場にある理由のひとつは、赤ん坊としてこの世に誕生する時には、人間は自分自身について、この世界…

千年統治の後神がサタンを解放して人類を試すのは不当ではありませんか

ある人は、神の王国の千年統治の後、エホバ神がサタンを無活動状態から解放して人類を試すことを不当に感じます。サタンがいたから、アダムとエバは神に背いたのではないだろうか、神の王国の千年統治の後、完全な姿で復活した人類の世界になぜサタンを解き…

箴言15章・温和な答えは激しい怒りを遠ざけ痛みを生じさせる言葉は怒りを引き起こす

家庭生活でも、職場においても、温和な話し方は他の人の怒りを抑えて事態を静めることがあります。一方、他の人に痛みを与える言葉は、人を怒らせ、人間関係を難しくし、事態を難しくします。聖書は温和な答えが激しい怒りを遠ざけた例も、痛みを生じさせる…

一度限りの短い人生と神からの永遠の命―どちらがいいですか

ある人は、死ぬ時人生を後悔しないように聖書を無視していろんなことに挑戦するよう勧めます。しかし、神が与えてくださる永遠の命と、一度限りの短い人生とどちらがいいでしょうか。 神を無視していろんな生き方をするよう勧める人たちが差し伸べることがで…

聖書の創造の記録は神話それとも事実ですか

ある教会の牧師は、聖書が創造について述べる創世記の最初の部分は、バビロニアの神々の創造神話のモチーフを材料として使って書かれたと言っています。それで、創世記が述べる創造説話を真実のものだと考えません。しかし、バビロニアの創造神話と聖書の創…