2014-01-01から1年間の記事一覧

歴代第一5章・神の律法違反は世界強国の攻撃を招く―将来の神の民の一時的な敗北

聖書の記録によると、エホバは昔のイスラエルの偶像崇拝のゆえに、諸国家の攻撃を受けることを許されました。このことは、現代のクリスチャンにとって警告となるでしょう。 歴代第一5章によると、ルベン人、ガド人、マナセの半部族は、カナンの土地で以前か…

啓示17章・どうして彼女の中に地上でほふられたすべての者の血が見いだされたのですか

大患難の前に、エホバ神は、大いなるバビロンに住んでいる神の民にそこから出るように命じておられます。「わたしの民よ、彼女の罪にあずかることを望まず、彼女の災厄を共に受けることを望まないなら、彼女から出なさい。」と神は命じておられます。(啓示18…

詩編10編・神に信仰を持つ者と無神論者に対する裁き

詩編10編では、邪悪な者の無神論的な考え方について教えてくれます。また、神に信仰を持つ者のために神が裁きを行って下さることについて記されています。 邪悪な者は、『「神はいない」というのが、その考えのすべてです。』(詩編10:4)邪悪な者たちは、神の…

エホバの証人の間違い−大いなるバビロンは偽りの宗教であるという解釈

私は、エホバの証人と多くの点で共通の信条を持っています。神と聖書に対する基本的な信仰や、神の律法や原則に対する従順の大切さという点では、エホバの証人と同じ考えをもっています。けれども、エホバの証人の解釈は、間違っている部分があると思います…

ヨブ36章・神は苦難の中で人に悪から立ち返るようにと戒められる

神は、人が苦難を経験することを許され、その苦難を利用して人々がご自分の助言に耳を傾けるようにされることがあります。ヨブと三人の友の間の論争が終わったのを見定めて後、そのことについてエリフが語りました。(ヨブ33:3;36:3) エリフは、神が義にかな…

ヨブ34章・神は公正に人の道筋にしたがって報いられる

ヨブが苦難にあった時、エリフは、「地の人の行う仕方にしたがって神は人に報い、人の道筋にしたがって、それを人に臨ませられる」と語りました。(ヨブ34:11)エホバ神は、エリフと共に語って彼の言葉が正しいとされました。エリフの言葉はどのような状況で語…

詩編91編・長い日々をもって満ち足り神の救いを見る

聖書は迫害によって命を失う可能性を否定してはいません。イエスは神の民が迫害され命を失う場合があることを予告されました。(マタイ23:34。啓示16:6;18:24)一方聖書は神に依り頼む者たちが神の救いを見て、長寿によって満ち足りることも予告しています。 …

ヨブ4章・罪がない廉直な人は拭い去られることがないというのは本当ですか

罪のない人は、苦難に遭って死ぬことがなく、邪悪な人々だけが滅びに直面するという人がいます。それは、真実でしょうか。 テマン人エリパズは、ヨブが災難にあったのを聞いて慰めに来ました。しかし、ヨブが苦しみのあまり自分が生まれてきたことを嘆くのを…

列王第一11章・エホバの証人と組織に対する偶像崇拝

ソロモンは、晩年になって偶像崇拝に陥りました。(列王第一11:7,8)その結果、エホバ神は、王国をソロモンから裂き取ると言われました。(列王第一11:11)このことは、エホバがとりわけどのような偶像崇拝に対して、不興を抱かれるかについて洞察を与えます。 …

歴代第二7章・エホバは神の僕の行動によって対応と報いを変えられる

歴代第二7章には、神殿の奉献式の際のソロモンの祈りに対するエホバの答えが記されています。それによると、神の僕たちがご自分の律法とご意志に対してどのように応じるかによって、神はその神の僕に生じることを変えられます。エホバ神は神の僕の自由意志に…

歴代第一14・15章―ダビデは神との関係を改善していく

ダビデはエホバ神との関係を改善していきました。ダビデの部下は偶像を持っていました。また、最初は神の崇拝の方法で正確な知識に欠けていました。ダビデの配下の人々は偶像を捨てました。また、神に祈り、物事の手順を聖書に合わせていきました。 ダビデの…

ヨシュア20章・大いなるバビロンから逃げる人が罪の罰を免れる理由

大いなるバビロンから逃れる人々は、どうして大いなるバビロンの罪にあずかって共に滅ぼされるのを免れるのでしょうか。 それは、昔の避難都市の取決めに示されたエホバの方針から分かります。エホバ神は、故意に人を殺したのではない殺人者が死刑を免れる取…

裁き人2章・神の怒りと敗北を生じさせる偶像崇拝

裁き人2章によると、偶像崇拝が神の民に対する神の怒りを引き起こし、神の民が敵により敗北させられる結果になることが述べられています。ですから、絶対に偶像崇拝を排除しなければ、私たちは神から保護していただくことはできません。 今日でも、私たちは…

創造説を支持するエントロピー増大の法則

エントロピー増大の法則という物理法則があります。この法則は、神による創造説を支持しています。エントロピーの法則とは、「自然は、常に、エントロピーが小さい状態から大きいという方向に進む。言いかえれば、自然は『秩序から無秩序へ』という方向に進…

出エジプト32章・人間のとりなしを受け入れられるエホバ神

エホバ神は完全で全知全能の神です。神が何かを意図されたり、何かを決定されたら、そこに間違いがあるはずがありません。それにもかかわらず、エホバ神は何かを決定されたら、決して変更しないという頑固な神ではありません。謙遜に他の人のとりなしに耳を…

中間化石は進化の証拠ですか−ホモ・ハビリス

ライブドアでコメントくださった方が、中間化石は進化が起こっている証拠ではないかと言われていました。その方は、中間化石の例として、類人猿と人間の中間化石とされるホモ・ハビリスを挙げておられました。 では、中間化石は進化を証明しているでしょうか…

中間化石は進化の証拠ですか−ティクターリク

ライブドアでコメントくださった方が、中間化石は進化が起こっている証拠ではないかと言われていました。その方は、中間化石の例として、両生類と魚の中間であるとされるティクターリクを挙げておられました。それは、リチャード・ドーキンスの2009年に出版…

創造者に感謝をして生き方を考えるべき理由

私たちはなぜ創造者に感謝すべきなのでしょうか。なぜ私たちは、創造者エホバ神を考慮して自分の生き方を形作るべきでしょうか。 私たちは、すべてのものを創造者のエホバ神からいただいています。エホバ神からいただいたものは数えたらきりがありません。私…

神がこの事物の体制に終わりをもたらされるのは不当なことですか

神はご自分がいなくても人間社会が機能するように造るべきでしたか。神はこの事物の体制の終わりにはご自分の支配権を認めない人々を滅ぼされます。これは、不当なことですか。考えてみましょう。 神の創造の事実を調べると、神は、愛と親切に基づいて、人間…

進化が起きていないことがどのように分かりますか−動物の優れた本能

進化論とは、生物は共通先祖から長い期間をかけて次第に変化して、その過程の中で現在見られる様々な生物が生まれてきたとする理論です。 そして、ダーウィンが提唱した自然選択 や適者生存とは、環境に適応した有利な形質を持った生物がより多くの子を残し…

列王第二6・7章・エホバ神からもたらされる災いと助け

私たちは、エホバ神からもたらされる災いと助けを経験するように見えます。それらにどのように反応すべきなのでしょうか。 北のイスラエルに預言者エリシャはバアル崇拝と戦うためにエホバに任命されていました。(列王第一19:16-18)エリシャの時代、北のイス…

創世記1章・創造の四日目と五日目

創世記1章によると、エホバは創造の六日間で、地球を人間の住みかとして整えられました。創造の六日目の最後にエホバ神は人間男女を創造されました。先回、創造の三日目までに、神は、陸地を現れさせ、その上に植物を創造されたことを説明しました。今回は、…

痕跡器官は進化を裏付けていますか

進化論者は、進化が事実であることの証拠として、痕跡器官をあげています。進化論者は生物のある器官は、退化によって本来の用をなさなくなって、わずかに形だけがそれと分かるように残っている と考えています。進化論者は、痕跡器官は、それは生物の形態が…

どうしたらエホバ神からの保護を得て命を守ることができるのですか−人への恐れに負けず神との関係を公言する

聖書は、クリスチャンが迫害によって命を失う場合があることを予告しています。(マタイ10:21,22)しかし、エホバ神を愛し崇拝と奉仕をささげる人、また神に救いを呼び求める人は神からの保護を得られると聖書は述べています。(詩編31:23;91:14-16) 神からの保…

続々・政府に同意できない場合どうすることができますか

もしどうしても事情が許さず、北の王と南の王の国家に住む場合は、神に保護を祈り求めつつ、神に依り頼んで神の律法を守り、政府に対して敬意を払い、武器をとって政府に対抗しないようにするのが賢明です。 そのように政府に服するのが賢明なのはなぜでしょ…

続々・どうしたらエホバ神からの保護を得て命を守ることができるのですか−エホバの義の基準を守る

聖書は、クリスチャンが迫害によって命を失う場合があることを予告しています。(マタイ10:21,22)しかし、エホバ神を愛し、崇拝と奉仕をささげる人、また神に救いを呼び求める人は神からの保護を得られると聖書は述べています。(詩編31:23;91:14-16) 神からの…

続々・どうしたらエホバ神からの保護を得て命を守ることができるのですか−神の忠告に従い義の基準を守る

聖書は、クリスチャンが迫害によって命を失う場合があることを予告しています。(マタイ10:21,22)しかし、エホバ神を愛し、崇拝と奉仕をささげる人、また神に救いを呼び求める人は神からの保護を得られると聖書は述べています。(詩編31:23;91:14-16) 神からの…

続・政府に同意できない場合どうすることができますか

多くの人は、政府のやり方に同意できない場合、武力をもって政府を攻撃することがあります。しかし、聖書はそのようにすると命を失う場合が多いことを示しています。(箴言24:21,22)それで、聖書は政府に服することを勧めていますが、もし、政府が独裁的で、…

政府に同意できない場合どうすることができますか

多くの人は、政府のやり方に同意できない場合、政府を武装攻撃して崩壊させ、思い通りにしようとします。ある国では、学生が政府の建物を占拠しました。政府に同意できない場合、聖書はどう行動することを勧めているでしょうか。 〇武器をとって政府を倒そう…

創世記43章・約束の地の最良の産物についての記述は正確ですか

ヤコブは、エジプトに息子たちを派遣して食物を買いにいかせる際に、贈り物として次のようなカナンの地の最良の産物を持っていくようにと言いました。「少しのバルサム、少しの蜜、ラダナムゴムとやに質の樹脂、ピスタチオの実とアーモンドを。」(創世記43:1…