2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ダニエル11・12章・現代の北の王と南の王に関する預言(5)

今回ダニエル11章44節以降ダニエル12章4節までの解釈に取り組んでみたいと思います。この部分では、大患難を生き残った北の王と神の民がどうなるかが預言されています。 ダニエル11章44節では、大患難が終わって後のことと思われますが、「彼をかき乱す知ら…

ダニエル11章・現代の北の王と南の王に関する預言(4)

今回ダニエル11章40節以降43節までの解釈に取り組んでみたいと思います。そこには、北の王が南の王を最終的に攻撃する時に、つまり大患難の時に、世界情勢がどのようになるかが説明されています。 ダニエル11章40節によると、「終わりの時」に、北の王は南の…

ダニエル8章・北の王である常供のものを取り去る小さな角

「そして、そのうちの一つから、別の角、小さな角が出て来た。それは・・・その軍の幾らかと星の幾つかを地に落とし、これを踏みにじるのであった。・・・その 方(軍の君)から常供のものが取り去られた。・・・また彼は力ある者たちをまさに滅びに至らせ、…

ダニエル11章・現代の北の王と南の王に関する預言(3)

今回ダニエル11章37節以降39節までの解釈に取り組んでみたいと思います。ここには、北の王のさまざまな特徴が論じられています。北の王がどれほど強大な権力を振るうようになるかが説明されています。 37節によると、北の王は、「自分の父たちの神に何の考慮…

歴代第二9章・バルサム油や金や宝石を贈り物にしたシェバの女王の王国はどこにあったのか

歴代第二9章によると、シェバの女王はバルサム油や金や宝石を大量にらくだに積んでやってきてソロモン王への贈り物としたと記されています。(歴代第二9:1)シェバというのはどこでしょうか。そこには、バルサム油や金や宝石が豊富に産出したのでしょうか。調…

ダニエル11章・現代の北の王と南の王に関する預言(2)

今回ダニエル11章32節から36節までの解釈を試みてみたいと思います。その部分では、北の王の特徴について詳しく説明されています。 ダニエル11章32節によると、北の王は、新しい契約に不忠実になっている者たちを「背教に導き入れ」ます。けれども、北の王と…

ダニエル11章・現代の北の王と南の王に関する預言(1)

ダニエル11章には、古代ペルシャの時代から、現代に至るまでの北の王と南の王の抗争に関する預言があります。私は、預言はイエス・キリストの贖いの犠牲について言及して後、終わりの時に飛んでいると考えているのですが、今回、そのように解釈した場合、現…