聖書筆記者たちはどのように情報を受けましたか

 神は多くの方法を用いて地上の人間に音信を伝えられましたが,そのうちの一つは直接に口授する方法です。(ヘブライ 1:1,2)

 十戒および神がイスラエル人と結ばれたモーセの律法の規定は口授されました。エホバ神はみ使いたちを通してこの律法契約をお伝えになりました。(使徒 7:53)そのあとモーセは,『これらの言葉を書き記しなさい』という指示を受けました。(出エジプト 34:27)

 預言者たちの中にも特定の音信をみ使いたちを通して受けた人もいます。(ダニエル 9:20,21。)

 エホバ神は,ご自分の音信を人間に伝えるのに,夢や幻、こうこつ状態などを利用されたこともありました。(創世記 31:11。民数 12:6。サムエル第二 7::17。エゼキエル1:1。使徒 10:10〜16; 11:5)

 夢の場合には、眠っている人は神のお告げを伝える一つの動く光景を見ました。幻を見た他の人たちの場合は完全に目が覚めていました。その幻の中で、共に参加することもありました。(マタイ 17:2〜6。ルカ 9:32〜35) 特定の音信を受けるのに、声だけが聞こえた場合もありました。(サムエル第一 3:7〜10)