啓示17章・続々々 なぜ大いなるバビロンはアメリカ合衆国なのか

「そして,あなたの見た女は,地の王たちの上に王国を持つ大いなる都市を表わしている。」(啓示 17:18)


啓示17章で指摘されている大いなるバビロンに関する六つ目の特徴が、アメリカ合衆国に当てはまっていることを示したいと思います。

(6) 大いなるバビロンは、地の王たちの上に王国を持つ大いなる都市を表わしている。(啓示17:18)


王国とは政府の支配権という意味もあります。(啓示17:17)ですから、娼婦が地の王たちの上に王国を持つとは、大いなるバビロンが地の王たちの上に支配権を行使していることを意味するでしょう。


アメリカ合衆国は他の地の王たちの上に支配権を行使しているでしょうか。アメリカ合衆国は世界一の経済大国です。アメリカの国内総生産は、11兆ドルを超えており、たった一国で世界全体の実に3分の一の規模に達しています。


さらに、国防総省の2006年度予算は、4200億ドルで、アメリカ合衆国のみで世界の国防支出総額の40%を占めています。武器の輸出においても、アメリカは54.9億ドル分を輸出しており、世界一位です。











また、2004年の調査によると、アメリカ軍は140万人以上の兵士を擁しており、2002年の時点でドイツ、日本、韓国など世界各地の基地や洋上に31万人7千人のアメリカ兵が駐屯しています。そして、世界の地域ごとに、「北方軍」、「南方軍」、「太平洋軍」、「欧州軍」、「中央軍」という五つの統合軍を結成しています。それで、アメリカは世界一の軍事大国で、この軍事力を背景に、地の王たちに支配権を振るっています。


また、アメリカ合衆国には、CIA(中央情報局)や、NSA国家安全保障局)などの、情報収集のための組織があり、世界中の情報を掌握しています。確かに、大いなるバビロンは地の王たちの上に支配権を行使している大いなる都市となっています。


啓示18章で描写されている大いなるバビロンの特徴がアメリカ合衆国に当てはまることについては、「啓示18章・ なぜ大いなるバビロンはアメリカ合衆国なのか」にまとめたいと思います。



啓示17章・続 なぜ大娼婦は偽りの宗教ではなく国家なのか


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