地震の被災地のエホバの証人9か月後

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東日本大震災から、およそ9ヶ月経ちました。2011年12月8日(木)の集会で、再び被災地の状況について日本支部からの手紙が読まれました。


東北の被災地のある王国会館は、米国からやってきた18人の自発的な奉仕者の援助も受けて完成したそうです。国境を越えて愛が示されており、その実を結んでいることが分かります。


被災地でエホバの証人によって家屋の修繕作業が行なわれ、837軒の家屋が完全に修復されたということです。これは、もちろん、その家にエホバの証人だけでなく未信者が住んでいる場合も行なわれていると思います。これは、エホバの証人の間で、言葉だけでなく実際的な愛が示されている証拠です。


また、自動車の無償の譲渡の取り決めに、被災地と被災地の近隣の県の大勢の人が意欲的に答え応じました。その取り決めに、120台の依頼がありました。しかし、無償で提供するという申し出のあった自動車は500台にのぼったそうです。


もし、私が被災者だったら、車まで無償で提供してくれる仲間の愛に心から感謝したと思います。エホバの証人は、真の愛を表すように努力していると思います。


聖書の中で、愛はイエスの弟子であるしるしです。イエスは、弟子たちに互いに愛し合うようにという新しいおきてを与えて、「あなた方の間に愛があれば,それによってすべての人は,あなた方がわたしの弟子であることを知るのです」と言われました。(ヨハネ13:35)私は、エホバの証人は、イエスの真の弟子である証拠を示していると思います。


被災地では被害を受けた王国会館の建設が計画されており、候補地探しが行なわれていると言うことです。できたら、二度と津波の被害を受けない場所で王国会館を建設するのが望ましいと思います。


支部の手紙は、被災地の兄弟のために、祈るようにという呼びかけで締めくくられていました。私は、今回の地震エホバの証人は、被災した仲間に実際的な援助を与えて、イエスの真の弟子であるしるしを示しているのではないかと思います。