啓示1章・続・天で栄光を受けられたイエス・キリストの幻

 啓示1章によるとヨハネは死んで復活され天におられるイエスの幻を見ました。(啓示1:1,10)今回、啓示1章16節から検討します。

 エスの口から「鋭くて長いもろ刃の剣が突き出ている」とは、何を意味するでしょうか。(啓示1:16)ヘブライ書には、「神の言葉」がどんなもろ刃の剣よりも鋭く力を及ぼすと述べられています。(ヘブライ4:12)また啓示の書でイエスは「バラクの教えを堅く守っている者たち」と、ご自分の「口の長い剣」で「戦う」と述べられています。(啓示2:14,15)



Sword by not francois (sword2)
エスの口から突き出ている長い剣つまり神の言葉聖書を用いてイエスは戦われます



 ですから、イエスの口の剣とはイエスの口から出る神の言葉を意味しています。イエスは神の言葉を用いて間違った教えと戦われます。


 エスの容ぼうは「力いっぱい輝く時の太陽のよう」です。(啓示1:16)詩編の中でエホバ神は太陽になぞらえられています。エホバは、太陽のように「とがなく歩む者」に「恵みと栄光をお与えになります。」(詩編84:11)ですから、イエスもエホバ神のように、忠誠を保つご自分の弟子たちに対して、恵みと栄光を与えられます。


  エスは「最初であり最後」です。(啓示1:17)イエスは、創造の業で神によって「最初」に造られた方です。また、イエスは「みんなの最後」となり、「すべての者の奉仕者」となられます。(マルコ9:35)


 ですから、主の日にイエスの弟子たちがどんなに懸命に働くとしても、その背後で最も奉仕してくださっているのは、イエス・キリストです。イエスが事物の体制の終結の時に、弟子たちの宣べ伝える活動すべてを指導してくださっています。(マタイ23:10;28:20)


 エスは「死とハデスのかぎを持っています」。(啓示1:18)啓示の書は、死とハデスが死者を出す時を予告しています。(啓示20:13)



Key 2 by ~Brenda-Starr~ (key1)
エスは死とハデスのかぎを持っておられるので死者を復活させることができます



 ですから、イエスは、将来ご自分の持つ「かぎ」を用いて死の世界の扉を開いて、死者を連れ出され、死者を地上に復活させます。イエスが連れ出される死者の中 には、すでに死んでハデスにいる天的希望を持つ者たちも含まれるでしょう。イエスは、それらのクリスチャンを、神の王国に復活させ不滅の命を与えます。 (啓示20:6)


 それで、主の日に、イエスは天的希望を持つ弟子たちを指導する上で、最も重要な役割を果たされます。天的希望を持つ弟子たちは、互いに兄弟です。(マタイ23:8)それで、天的希望を持つイエスの弟子たちは、み言葉の中に見出されるイエスの指導を第一にしてイエスの指導に従うように努力しましょう。




(bible11)
神の言葉聖書に第一に従ってイエスの指導に従うことができます



 今日2014年4月14日(月)は全世界のエホバの証人の王国会館でキリストの死の記念式が行われます。キリストが今日聖書を通して与えて下さる指導に感謝してキリストの贖いの犠牲の記念式に出席しましょう。



(kingdomhall8)
2014年4月14日(月)全世界の王国会館でキリストの死の記念式が行われます


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