軍事衛星と電磁波兵器−大いなるバビロンアメリカの膨大な軍事予算の使い道

 啓示の書には、大いなるバビロンについて、「地上でほふられたすべての者の血が見いだされた」と書かれています。(啓示18:24)私は、この言葉がどういう意味かを考えています。アメリカは、その膨大な軍事予算で何をしているのでしょうか。


 今回、私がこの記事に書くことについて調査が十分だとは言えません。しかし、今回、大いなるバビロンアメリカについて疑いを持っていることについて話したいと思います。でも、このことについて、反証があれば、それも皆さんにお知らせしたいと思います。


                       米国の宇宙予算


 2016会計年度 の米国防総省の国防予算案では、前年度比7・8%増の5343億ドル(約63兆円)となっています。


 これは、2006年のデータですが、米国の宇宙予算は約400億ドル(世界の宇宙予算の約8割)です。このうち、国防総省の宇宙予算は半分以上の220億ドルを占めます。オバマ政権は、その宇宙予算を若干減額、もしくは据え置きという政策を取っています。アメリカは、その膨大な宇宙予算で何をしているのでしょうか。


http://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/rippou_chousa/backnumber/2010pdf/20100301095.pdf


 長年にわたって、莫大な予算を背景に、偵察、通信、早期警戒等あらゆる機能を研究開発してきました。国防総省の国家偵察局(NRO)が偵察衛星保有・運用し、他国の軍事基地を偵察しています。





Satellites and Space Probes by Ryan Somma (satellite)
多くのアメリカの偵察衛星・軍事衛星などが地球の周りを回っています




   そして、得られた情報は軍のみならず、CIA、FBIなど情報機関に提供しています。


 また、米国は、多くの軍事衛星を打ち上げています。衛星は個人と車両などを特定するだけでなく、詳細な情報を収集できるようです。すでに1988年、今からすでに27年前には、 偵察衛星が撮った写真をコンピューター処理したものは, 自動車のナンバー・プレートが読めるほどの精度をもつと言われています。ですから、おそらくアメリカの軍事衛星は車や人を識別できる状態になって何十年もたっている可能性があります。


 以下は、中国のサイトの情報です。アメリカの「グローバルセキュリティ」誌によると、アメリカの現在比較的先進的な軍用偵察衛星の解像度は5cmに達し、「ある兵士が手に持つのはどんな機種の銃かはっきり見るに足りる」とされています。


http://homepage3.nifty.com/gun45/gaofenyihao.htm
http://tuku.military.china.com/military/html/2013-12-31/221871_2447882.htm


 アメリカの宇宙兵器が、他国の衛星をレーザー攻撃することは実際行われていることが分かっています。すでに1997年にはMIRACL[8]と呼ばれる対人工衛星レーザーの実験が行われたということです。他国の衛星に対して攻撃をするのであれば、地上の他国の人々に対しても攻撃する可能性があるでしょう。米国が反米的な思想を持つ国家や人々に対して軍事衛星を用いるということは考えられます。


 また、アメリカ政府は、IT企業を通して、米国民や他国の国民の個人情報を収集しています。アメリカの大統領は、国家の防御のために個人情報を収集することを弁護しました。それは、NSAアメリカ国防総省諜報機関国家安全保障局 National Security Agency)を通して、大掛かりに行われています。欧州連合が、NSAエシュロンという通信システムを用いてありとあらゆる通信情報を傍受し、蓄積していると言っています。



エシュロン



 そして、アメリカの軍事衛星が、パソコンや携帯電話やスマホの個人データや、車のナビなどの収集した情報と連動しそれらを利用するというのは、考えられることです。そして、その情報収集はかなり徹底的なものになっていると考えられます。



 また、グーグルの地図は、地上の様子を詳細に示していることは良く知られています。ですから、地上の様子は、衛星画像で良く精査されています。


 
 アメリカは電磁波武器を公表しています。それで、米国はかなり以前から、電磁波武器を開発していて、それを豊富な軍事予算によって軍事衛星や軍用機に装備してきたというのは、考えられることです。それで、軍事衛星が強い電磁波を地上の個人に向けて照射をすることは可能だと思います。さらに、遠く軍事衛星からだけではなく、軍用機から発射することも可能かもしれません。そして、アメリカ政府は宇宙予算は、ある程度抑えましたが、軍用機には予算面で力を入れています。


 アメリカが試験段階にある武器をすぐに実戦に用いるという話をネットで見ます。もし、米国が電磁波兵器を開発して、それを軍事衛星や軍用機に装備して使用したとしても、それはほとんど機密情報とされて発表されることはないでしょう。アメリカ政府が軍事情報を機密情報にするのは当然のことです。



http://health-to-you.jp/eh/denjihakabinsyou8411/
http://healthy88.com/denjiha/



暴動鎮圧用の電磁波兵器をアメリカ軍が公表


 電磁波が健康にもたらす影響に関するサイトによると、電磁波は人にうつ病認知症、癌、脳腫瘍、自殺、体調不良、睡眠障害などをもたらします。統合失調症を引き起こすと主張する人もいます。スウェーデンとスペインは電磁波過敏症を病気と認定しています。


 そしてロシアと昔のソ連地域共産圏諸国家の多くやヨーロッパの数カ国や日本は、人口減少率が高いという事実があります。また、国際的に見ると、現・旧社会主義国や韓国における自殺率が高いです。以下の世界の国々の人口減少率に関する統計をご覧ください。


国の人口増加率順リスト


 この自殺率や人口減少率が高いことは、ひょっとするとアメリカの軍事衛星や軍用機により、電磁波兵器が用いられた結果である可能性もあります。しかし、すみません。関係はないのかもしれません。それらの諸国家の自殺率と人口減少率が高いのは、チェルノブイリ原発事故で放出された放射能のせいかもしれません。


 いずれにせよ、現・旧社会主義国で、人口減少率と自殺率が高いのは、何らかの特定の原因があるでしょう。私たちはこの原因を調べる必要があります。しかし、多くの場合、幾つかの原因が複合的に作用しているのでしょう。


 もちろん、私は、米軍が軍事衛星や軍用機を用いて特定の国家や地域や個人に対して、どのように使うかについての詳細を調べることができるわけではありません。しかしながら、アメリカの軍国主義的な傾向を考えるとその可能性があります。ですから、事実が明らかにならなくても、その前に、できるだけ対策を考えた方が賢明だと言えます。
 
 とりわけ、GPS機能のついたスマホや携帯電話は個人がどこにいるかをいつも特定することができます。そうすると、軍事衛星や軍用機は場所を特定できた人に対して、電磁波を照射することが可能です。固定電話の光回線などは盗聴がより難しいとネットにありました。ですから、電話は、固定電話の方が携帯電話より安全だと考えられます。




GPS Satellite by cliff1066™ (gpssatellite)
地上の人や家の位置を見つけるGPS機能のための衛星があります




Mobile Phones Old and New by CannedTuna (cellphone6)
多くの携帯やスマホGPS衛星と連動してGPS機能があります



 また、携帯電話そのものによる電磁波の被害は報告されていますが、固定電話を使って健康被害を受けたということはほとんど聞いたことがありません。このことを考えると、スマホや携帯電話は非常に便利なのですが、軍事衛星からの攻撃の可能性を避けたいと考えるならば、電話は固定電話だけにした方が安全だと思います。とりわけ、うつ病や精神病を持っている人は、そうした方がいいと思います。


 車のナビも位置を特定されますが、車体はほとんど鉄です。そして、電磁波の場合は、鉄や鉛で人体を囲って遮蔽すると防げるとネットにあります。ですから、電磁波攻撃の場合は、車の運転中は大丈夫かもしれません。しかし、電磁波を防ぐのに、プラスチック製品の方が効果があるという情報もネットで見ました。また、分かったらお知らせします。


 以前アメリカ人の誰か高官が携帯電話は個人情報が漏えいするので使わない方がいいと言った時に、私は他の人との連絡手段を失って孤立するのは良くないと考えて、携帯電話はある程度使った方がいいとブログ上で言いました。私の以前の判断は間違っていた可能性があります。申し訳ありませんでした。


 突き詰めて考えると通信手段がすべて危険です。しかし、通信手段をすべて捨てて、他の人と連絡をしないで孤立することは、やはりその人の生活にとってマイナスだと思います。(箴言18:1)しかし、GPS機能のついたスマホや携帯電話の使用を避けることは、身の守りになる可能性があります。健康被害を減らせるかもしれません。あるいは、できるだけ頻繁に携帯番号を変えることは対策になるかもしれません。






mapa_arvi.jpg by luis perez (gps3)
GPS機能があるということは軍事衛星からも自分の位置を特定され攻撃される可能性があることを意味します
GPS機能のある携帯やスマホを避けるならば健康被害を減らせるかもしれません



 しかしながら、すべての体の不調がすべてアメリカの軍事衛星の攻撃のためだとは言えないと思います。不健康な生活習慣があれば、良くない結果を刈り取ります。(ガラテア6:7)また、事故にあったり、流行病に感染したりします。また、残念ながら、今の事物の体制では時が来ると人は寿命が来て死にます。(詩編90:10)しかしながら、自分の周囲で起きることに注意深くありたいと思います。


 聖書が大いなるバビロンについて述べていることを考えると自分の健康と命を守るために前もって手段を講じておいた方がいいと思います。万が一、軍事衛星や電磁波兵器についての私の推測が正しければ、大いなるバビロンに、「地上でほふられたすべての者の血が見いだされた」と言える別の根拠であると言えます。(啓示18:24)


 もしそうであれば、いつか他の世界強国が大いなるバビロンにとって代わるという聖書の預言が成就することになるでしょう。私たちは、その世界の大きな移り変わりに準備をする方が賢明だと言えます。