放射線被爆にどう対策できますか(9)-放射性汚染水漏えい対策の提案

 東京電力は、2014年2月福島第一原発の貯蔵タンクから高濃度の汚染水が漏えいし、放射性物質2億3千ベクレルが検出されたと報道されています。





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光合成細菌産生物は少しでも漁業の被害を減らせます




 私は、汚染水漏えい対策のために、ひとつの提案をしたいと思います。


 それは光合成細菌を使うことです。光合成細菌は、放射能のエネルギーを使って増殖し、放射能レベルを下げることができます。それで、微生物製造業者から光合成細菌の含まれた液体を購入して汚染水が漏えいした所にまくことができると思います。また、それを海洋に流すことができます。


 光合成細菌液体は、海に流れ出ていけば、海の放射能レベルを低減させ、魚を増やし、漁業に損害を与える程度を減らせるはずです。


 光合成細菌製造業者は幾つもあるようです。


 EM研究機構のEM3は、光合成細菌が強化されています。EM研究機構は、EMを製造するプラントの購入を勧めています。この方が結局安く済むかもしれません。


 インドで光合成細菌を製造している業者は、LEO GREEN FOODSです。この会社の光合成細菌は安価なはずだと思います。レオグリーンフードはインドで営業をしておりインドは直射日光が強いので、光合成細菌の濃度が高いでしょう。


Tel +91-20-30423268, Mobile +91-9890716139
E-mail: indo@leofoods.net
Web: www.leofoods.net/en


 また、IPM資材館では、200リットルの光合成細菌培養セットを販売しています。連絡先は、0120-831-741です。


 他にも幾つかの業者が、光合成細菌を販売しています。できるだけ自分で製造する方が安く済むと思います。また、光合成細菌を増やすための餌は自分で調達して、自分で増やす方が安くつくと思います。

 
 EM菌を河川に投下して、河川がきれいになり、魚が増えたということをEMの関係者が報告しています。広島市太田川で二年半にわたってEMを大量に投下しました。川のヘドロ量が減り、シジミが、一日に20kgしか取れなかったのが、50kg取れるようになるまでに回復し、魚も戻ってきたということです。



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 EM菌は、光合成細菌、乳酸菌、その他の微生物を多種類組み合わせたものです。私は菌は何でも万能だということはなく、菌それぞれに特徴があるはずだと思います。また、製造された微生物溶液も、構成する微生物の種類と量がそれぞれ違うと思います。微生物産生物が効果的でないと見える場合、その量が少なかったり、出来上がった微生物溶液の質が良くなかったりしているのではないかと思います。


 私は微生物に関する研究が進めば、効果的に放射能レベルを減らすことのできる微生物がこれから発見されることもあると思います。例えば深海に生息する微生物にそうした働きが強いものがあったりするかもしれません。その場合は、そうした微生物を増やして利用できます。


 しかし、いずれにしても、光合成細菌は、放射能レベルを下げることが確かめられています。


 また、汚染水タンクの付近の土地は、できたら、コンクリートで固めないで、ヨモギなどの雑草をはびこらせておいた方が少しでも、放射能レベルの低減に貢献するはずだと思います。 ヨモギ、その他の爆発的に増える植物は光合成細菌が多いからです。


 私は、放射能汚染水の対策のために以上のことを東京電力に提案させていただきます。