生物は種類ごとに繁殖する―進化論は間違い

聖書には、神が地上の生物を創造されたことがこのように述べられています。

「神は,地の野獣をその種類にしたがい,家畜をその種類にしたがい,地面のあらゆる動く生き物をその種類にしたがって造ってゆかれた。」(創世記1:25)

 神は地上の生物を種類ごとに創造されて、地上の生物はその種類の範囲内で繁殖していくということが述べられています。

 つまり、生命は神によって与えられ、親と子は同じ種類であるということです。

 ところが、進化論者は魚類が、両生類に両生類が爬虫類に爬虫類が哺乳類にというふうに種類が移り変わってきたのだと言います。

 これは、どちらが科学的ですか。どちらに証拠がありますか。

 私たちは日常生活の中で、猫は猫の子を産み、犬は犬の子を産む事、金魚は金魚の稚魚を産むことを知っているのではないでしょうか。

 私たちはメンデルの法則と言う遺伝の法則があることを学校で習うのではないでしょうか。

 さらに、現代の人々は生物の細胞の中にDNAという青写真があって、生物はこれに従って遺伝の情報を細胞の一つの世代から次の世代に、また親から子に伝えてきたということを知っています。

 ですから、生物は種類ごとに繁殖していくと考えることの方が科学的なのではないでしょうか。

 この事は、数百年、数千年と続けられてきたのでしょうか。

 あなたは博物館の古代エジプト展に行かれたことがおありでしょうか。そうした展示会では今から古く六千年前のものまで展示されています。もっと古い年代のものとみなされていることもあるかもしれません。

 古代のエジプト人は、金属製や陶製の大小さまざまな牛や鷹や犬や猫の彫刻や人形を作っています。それは、現代の動物と同じ形をしています。つまり、このことは、牛や鷹や犬や猫が六千年間、同じ種類の中で繁殖して、他の種類に変化しなかったことを示しています。

 ですから、こうした事実は聖書の記述が事実と調和しており、確かに親と子が同じ種類であることを示しているのではないでしょうか。

 化石の証拠はどうなっているでしょうか。

 英国、ケントのタイムズ紙の中で、生化学者D・B・ガウアーは,英国,ケントのタイムズ紙の中で次の論評を行ないました。

 「創世記の創造の記述と進化論とは両立しえない。どちらかが正しく,どちらかが間違いであろう。

 化石が物語るところは創世記の記述と一致している。最古の岩石の中に,最も原始的な生き物から,それより発達した種々の形態への段階的な変化の跡を示す系列的な化石は見いだされず,むしろ,最古の岩石の中に,十分に分化した様々の種が突如出現している。

 どの種とどの種の間を見ても,中間的な化石は全く存在していなかった。」

 それで自然界の証拠は生物の進化を裏づけてはいません。かえって、生物が種類ごとに創造され,その後種類ごとに繁殖することを示しています。

 このように、聖書の言葉は事実と一致しています。

 聖書の言葉は真理です。