あきらめないで祈る必要性

「その大胆な執ようさのゆえには,必ずや起きてきてその必要とする物を与えるでしょう。・・・求めつづけなさい。そうすれば与えられます。・・・あなた方が,邪悪な者でありながら,自分の子供に良い贈り物を与えることを知っているのであれば,まして天の父は,ご自分に求めている者に聖霊を与えてくださるのです」(ルカ11:9,13) 

 私たちはなぜエホバ神にしつこく祈り続けるべきですか。

 イエスは、友人に真夜中に突然訪問してきた人のためにパンを貸してくださいと頼む人のたとえ話をされました。その友人はその人が大胆に執ように頼むならば必要物を与えるでしょうとイエスは言われました。

 まして天の父は執ようにあつかましく求めるならば必要物や聖霊を与えてくださるとイエスは保証されました。

 イエスはその点で、人間の親が子供に喜んで良い贈り物をすることを指摘されました。エホバは人間に命を与えた天の父であられます。エホバは人間の父親以上に人間に良い贈り物を与えてくださいます。

 もし、エホバから聖霊が与えられるならば、事態が難しくなっても、難しい事態を忍耐して乗り越えるのに助けになる特質である霊の実を示すように助けられるでしょう。(ガラテア5:22)

 また、聖霊は聖書の中の事例や知恵を思い起こさせて、私たちが問題に対処する助けにもなるでしょう。

 また、聖霊は事態を動かして私たちが霊的、物質的必要物を得られるように導くこともするでしょう。

 ですから、私たちは霊的、物質的必要物を与えてくださいとエホバ神にあつかましいほどに求め続けるべきです。エホバは人間よりも善良な方なので、そのご意志にかなう祈りならば、私たちがあきらめないで祈り続ける時、私たちの願いに寛大に応じてくださるでしょう。