創世記5章・人類は共通の先祖から派生

「神はアダムを創造した日に、これを神と似た様にお造りになった。男性と女性にこれを創造された。」(創世記5:1,2)


 聖書が真理の言葉であるどんな証拠がありますか。聖書は一組の夫婦が人類の先祖となったことを述べています。よく知られているように、神は最初に一人の男性アダムと一人の女性エバを創造されました。(創世記1:27)これは科学的でしょうか。それとも、おとぎ話の世界の話でしょうか。


 多くの科学者が、人類に共通の起源があることを証言しています。人類学者ルース・ベネディクトジーン・ウェルトフィッシュ共著,「人種と人類」の中では、「地上のすべての人々は一つの大きな家族であり,共通の源から出ている」と記されています。


 人類人類学者M・F・アシュレー・モンターギュは、「人間の仲間にはいろいろな変異があっても,そのすべては同一の種に属し,遠い時代の同一の先祖から出ている。・・・遺伝学的な点だけから見ても,さまざまな人種が個別的に発生したとはとうてい考えられない」と語っています。


 遺伝学科学著述家アムラム・シェインフィールドは、「今や科学は,大抵の大きな宗教団体が長い間説いてきた事柄,すなわち,人間はどの人種に属していようと……同一の最初の人間の子孫である,ということを確証している」と述べています。


 それで、人類に最初の共通の先祖、アダムとエバがいたというのは、科学的なことです。現代科学の発見と調和しています。聖書の言葉は真理です。