うつ病(5)−うつ病に伴うことのある身体症状

          
うつ病に伴う身体症状として次のものが挙げられます。
· 不眠
· 痛み(胸の痛み、腰痛、肩こり・肩の痛み、肩こり、頭痛、眼痛)
· 胃痛(胃潰瘍、胃炎、胃痙攣)
· 吐き気・嘔吐、腹痛、下腹部痛、腹部膨満感などの胃腸症状
· 下痢や便秘
· めまい
· 動悸、発汗
· 性欲減退、インポテンツ
· 口の渇き
· 胸部圧迫感、呼吸困難感、過呼吸発作
· 手の震え、しびれ
· 声が出ない(失声)
· 食欲不振
· 全身倦怠感
· 冷汗
· 喉に物が詰まったような違和感
以上は、ネットにあったある精神科医うつ病の初期症状として挙げたものも掲載しました。


                       睡眠障害


専門家によると、うつ病の身体症状で、最も頻度の高いのは、睡眠障害です。睡眠障害のタイプには、寝付きが悪い、ぐっすり眠れない、よく目が覚める、朝早く目が覚めることなでがあります。眠れない、眠ってもすぐに目が覚めるなどの不眠が全体の8割を占め、眠っても眠り足りない状態が2割を占めます。

                      悪循環を断ち切る


聖書は、私たちの感情が私たちの身体的な健康に影響を与えることを述べています。例えば、「喜びに満ちた心は治療薬として良く効き,打ちひしがれた霊は骨を枯らす。」と述べています。(箴言17:22)また、「穏やかな心は身体の命であり,ねたみは骨の腐れである。」と述べています。(箴言14:30)



Peace of mind by Nacho Grima
聖書は私たちの感情と身体的な健康が密接に結びついていると述べている


ですから、聖書は、喜びや平安などの積極的な感情が身体的な健康を向上させ、反対に打ちひしがれていたり落胆していたり不平を持っていたりといううつ状態が身体に悪影響を及ぼすことを認めています。聖書は私たちが積極的で築き上げる感情や考えを抱くように助けます。(フィリピ4:8)聖書は問題の多い世界にあって将来の希望を差し伸べてくれます。(ローマ15:4)うつ病になっている人は、専門家、愛ある家族や友人、健康に良い食事、抗うつ剤、さまざまな健康療法の助けを利用すると共に、聖書を定期的に読んで、積極的な感情を抱くように意識的に努力できるのではないでしょうか。(マタイ4:4)



Bibles by fancycwabs
聖書は希望や積極的な感情を持つよう助ける


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