日本での男性同性愛者とエイズ感染者の増加


  世界的には、HIV感染者は減少しています。ところが、日本では、先進国の中で、唯一HIV感染者が増加しているようです。そして、HIV感染者の中で、高い割合を占めるのは、男性同性愛者です。


 聖書の神は同性愛をきっぱりと否定しています。まず、創世記には、神がその同性愛という道徳的退廃のゆえにソドムとゴモラを滅ぼされたことが記録されています。(創世記19:24,25)




Landscape with Sodom on fire, Lot and his daughters. (sodom3)
神は同性愛の町ソドムに天から火を降らせて滅ぼされました



 また、イスラエルに王がおらず裁き人が裁いていた時代に、ベニヤミン部族のギベアの同性愛のゆえに他の部族と戦争が起こり、ベニヤミン部族はかろうじて消滅を免れました。(裁き人19:14,22;21:17)


 また、モーセの律法の中で、同性愛を行う人は、死刑にするように規定されていました。(レビ18:22,29)また、使徒パウロも「男どうしで寝る者」は「神の王国を受け継げない」と言って、クリスチャンの間での同性愛をきっぱりと禁じました。(コリント第一6:9,10)同性愛者は、クリスチャンとして神に是認していただけません。





WorldPride in Toronto in 2014 Nicholas Nico Valenton - https://www.flickr.com/photos/79137504@N05/14353573670/ (gay6)
たとえ一般社会で受け入れられても聖書の神には同性愛者は受け入れられません



 
 世界でのHIV感染者の最新データによると、2013年末現在、世界のHIV陽性者数は3500万人でした。厚生労働省エイズリポートによると、2001年から2010年の間に、HIVの新規感染者が、世界的にはマイナス13%でしたが、東アジアは19%の増加で、日本は58%という顕著な増加を示しています。


 2014年9月28日現在の日本でのHIV感染者16593人で、その中で男性が14324人、女性が2269人で、HIV感染者は圧倒的に男性が多いです。そして、男性の感染理由を見てみると、同性間の性的接触が9467件で、異性間の性的接触が3023件です。ですから、同性愛による感染が異性愛による感染の3倍を越えています。それで、全体の57%が男性間の同性愛でHIV感染が生じています。


 日本での感染者と患者の合計累計数は2万人を超えています。年齢別では、感染者は30代が最多です。患者は50代以上が最多です。新たなHIV感染報告数は20代から30代が多いのですが、新たなエイズ発症患者報告数は30代以上が多いそうです。それで、若い時に、HIVに感染して、ある程度年をとってエイズが発症するという状況が見られています。


 そして、ここ3年で伸び率が高いのは50代以上だそうです。それで、おそらく年をとった妻帯者が同性愛行為を行っているという状況が伺えます。


 男性同性愛者のブログがネットに多く見られます。その一つが、「私の場合・エイズとガンに挑む私たちの記録」というブログです。「私」は44才(男/東京都出身)でHIVには感染していません。この男性の同性愛のパートナーは、39才(男/九州出身)で、「エイズ患者でガン患者」となりました。この人たちは、九州で出会い、既に16年以上も同性愛関係が続いています。


 同性愛者はパートナー関係が短いのが通常の事なので、このカップルが比較的長く関係が続いているのは珍しいと思います。


 この男性のパートナーは2004年頃にHIVに感染したようなのですが、その事実に気付かぬまま時は過ぎていました。この男性は、パートナーの病状の変化を次のように記録しています。


 2011年8月に夏でも風邪が頻発するようになりました。2011年10月に、尖圭コンジローマが発病しました。2012年1月に、カンジダ症を発病しました。2012年3月に肺炎で入院しなければなりませんでした。


 同年3月に、エイズを発病し、拠点病院に搬送されました。同時にカンジダ症、サイトメガロウイルス感染症、非定型抗酸菌症など次々と日和見感染症が頻発しほぼ寝たきりの闘病がスタートしました。10種類以上の薬を服用し、副作用も激しい日々が続きました。2012年5月、HIV薬の服用を始め、腹痛が始まり、下痢が続き、病院食は1割程度しか食べられなくなり限界まで痩せました。


 2012年6月、長期間の下痢のため、点滴を始めました。2012年8月、治療方針を変更し、抗HIV薬の服用は中止しました。クローン病に似た原因不明の大腸炎を患い、原因不明の後遺症を残し退院しました。2012年9月、毎週1度の通院をすることになりましたが、長期欠勤が原因となり退職へ追い込まれました。


 2012年10月より再入院しました。2012年11月HIV感染が影響したと考えられる進行性のガンが胃に発見され、緊急手術を行いました。初期だったので、何とか乗り越えました。その後、激しい鬱病を併発しました。


 2012年12月、退院できましたが、肝機能の悪化に伴い3度目となる入院を勧告されました。しかし、原因が特定され、入院は回避され、免疫も順調に上昇している事からしばらくは安定する見込みと記録されています。





www.iceh.org.uk (hivinfection2) HIV infection and AIDS
日本では男性同性愛者のエイズの感染率が高くエイズは性病などさまざまな病気を併発します






  この人のパートナーは、小康期間を経験しているかもしれませんが、このHIV患者の男性は免疫力の低下のために、性病や肺炎、癌などを発症しています。私は、免疫力が低下しているのですから、この男性は次にも別の病気を発症すると思います。そして、このような状態が続くと、この人は長くないのではないかと思います。


 このように、男性同性愛者の生活は容易ではありません。エイズは、他の性病も併発します。このブロガーは、「我々が生きる同性愛社会には様々な性病が渦巻いているという実態がある。」と述べています。


  そして、「私の相方はHIVの他にもB型肝炎+尖圭コンジローマに感染しており、ある患者はHIV+梅毒、ある患者はHIVクラミジアなど、HIVとその他の性病をセット感染している患者が圧倒的に多いのだ。」と述べています。 


 また、このブロガーは、コンドームを使って安全なセックスをすることを提唱していましたが、ネットでは、コンドームを必ず使用して性行為を行ったにもかかわらず、HIVに感染したという例も載せられています。例え、コンドームを使ってもHIVウィルスを含んだ精液が漏れるのでしょう。


 
 HIV薬があっても、副作用が激しすぎて、服用し続けることができないということもあるでしょう。また、エイズ製剤があるので、50代、60代まで生きられるようになったと言う人もいますが、欧米では、同性愛者であることをカミングアウトして後、エイズのために若くして亡くなっている人も多いのです。


 若く元気で健康で体力もありお金もあると考えられる欧米の20代、30代、40代のフィギュアスケーターなどのオリンピックのメダリストがエイズで命を落としています。このことは、エイズの薬を使っても、その寿命を長くできないことを示していると思います。


 同性愛は不特定多数の人と性交渉を持つというライフスタイルなので、HIVの感染率も高いのです。また、肛門性行はHIVの感染率が高いと言われています。また、エイズ製剤は高額で日本では月6万円から8万円かかるようです。この薬代を出す余裕がないという人も多いでしょう。


 また、これは異性との性関係によるものですが、性関係を持った三人目の女性からエイズに感染したのではないかと考えている男性のブログがありました。また、性関係を持った一人目の人からエイズに感染したという例もあるようです。とりわけ、男性同性愛者の場合は、感染率が高いので、セックスをする一人目の人からエイズに感染するという可能性も高いでしょう。



 また、エイズは発症するまで、7,8年かかるので、エイズに感染していることに気づかずに複数の人と性関係を持つ人もいるでしょう。エイズの感染は日本でも、予想外に広がっていることが時間が経てば分かるかもしれません。


 聖書の中では、パウロが同性愛について言及していますが、「男性が男性に対して欲情を激しく燃やし,卑わいな事柄を行なって十分な返報を身に受けました。それは彼らの誤りに対して当然なものです。 」と述べています。(ローマ1:27)


 ですから、同性愛をすると「十分な返報」を身に受けると述べています。これは、同性愛者が感染するエイズ、その他の性病も含まれていると思います。


 エホバ神は、男性が女性と結婚して、夫婦が互いに忠節を保ち性関係を楽しむように創造されました。同性愛者の高い性病感染率は、それが「自然に反する」ものであることを証明しています。(ローマ1:26)


 また、同性愛者は、聖書が述べていることを否定します。「彼らは,神を知りながら,それに神としての栄光を付さず,また感謝せず,その推論するところにおいて無能な者となり,その悟りの悪い心は暗くなったのです。」(ローマ1:21)


 同性愛者は、聖書が明らかに同性愛を否定しているという事実を認めません。もしくは、聖書が作り話であると言います。聖書を裏付ける豊富な考古学的、科学的な証拠を否定します。彼らの心は暗くなっています。


 同性愛のために性病に感染したなら、聖書が述べることが自分たちに起こっていることを認めましょう。謙遜になって聖書の真実性を認めましょう。聖書の神の是認を求めて同性愛をやめましょう。


 結婚するまで、童貞と処女性を守り、信頼できる異性の配偶者とだけ生涯性関係を持つようにしましょう。聖書が勧めているライフスタイルが唯一安全で健康的な生き方なのです。




聖書の性道徳の規準に従う道が唯一健康的な生き方です
November 18, 1911 by National Library of Ireland on The Commons (marriedcouple2)