流血はその国家の滅びを招く

 列王第二24章によると、マナセ王が、罪のない者の血でエルサレムを満たすことをしたので、ユダがバビロンによって滅ぼされるというエホバの命令が出されました。(列王第二24:3,4)マナセは預言者イザヤを初めとして、多くのエホバの崇拝者を殺したと考えられます。ユダに起きたことは、大いなるバビロンと協力して神の民に対して流血を行う諸政府に対して警告となります。


  聖書は、こう述べています。「これがユダに対して起きたのは,エホバの命令によることであり,また,[マナセ]が流した罪のない[者の]血の[ためであって],彼は罪のない[者の]血でエルサレムを満たした。それでエホバは許しを与えようとはされなかった。」(列王第二24:3,4)


 聖書は、特定されていない諸政府が、南の王である大いなるバビロンによって、あるいは北の王によって滅ぼされてしまうことを述べています。聖書は、それがどの国家になるかを特定していません。


  しかし、エホバが過去に行われたことからすると、大いなるバビロンと共に協力して流血を行うならば、その政権、もしくはその国家は、消滅する可能性が高くなるでしょう。エホバ神は、他の世界強国によってある特定の政権、もしくは国家自体が滅ぼされるという事態が起きることを許される可能性があります。


 啓示17章によると、緋色の野獣の上に座った大娼婦が登場します。(啓示17:3)大娼婦は、大いなるバビロンと呼ばれています。(啓示17:5)彼女は、神の民に対する流血に酔っています。(啓示17:6)


   緋色の野獣は、現在は国際連合であると考えられます。緋色の野獣は七つの頭と十本の角を持っています。(啓示17:3)七つの頭は、七人の王を表しています。(啓示17:9,10)十本の角は、十人の王を表しています。(啓示17:12)七人の王も十人の王も、王冠をかぶっています。(啓示12:3;13:1)ですから、七つの頭も十本の角もどちらも、政権、もしくは、諸国家です。ですから、七つの頭と十本の角は、国際連合の構成国であると考えられます。


 そして、「五人はすでに倒れ、一人が今おり、他の一人はまだ到来していない」というのは、諸政府が移り変わっていくことを表しているのではないかと思います。


 私は、緋色の野獣というのは、将来は北の王によって設立される「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」だと思います。(ダニエル11:31)それで、国連は時経つうちに消滅し、将来北の王によって設立されることになると思います。


 神の民に対する流血の罪は、主に大いなるバビロンにあります。(啓示17:6)しかし、彼女は、緋色の野獣の上に座っています。(啓示17:3)つまり、国際連合とその構成国に、支配力を行使しています。それで、国際連合も諸政府も大いなるバビロンに協力して、彼女と共に神の民、またその関係者に対する流血に関わる可能性があります。


 また、啓示17章では、「地に住む者たちは彼女の淫行のぶどう酒に酔わされた」と述べられています。(啓示17:2)ですから、大娼婦は地の王たちと淫行を犯し、つまり、軍事同盟を組んで、地に住む者たちを殺すことによって酔わせると考えられます。(エレミヤ51:7,57)また、大いなるバビロンの中に神の民の血だけでなく「地上でほふられたすべての者の血が見いだされた」と聖書は述べています。(啓示18:24)


 ダニエル書の中では、南の王を表す小さな角の前に、三本の角が引き抜かれることが記されています。(ダニエル7:8)この聖句は、南の王大いなるバビロンによって、幾つかの国家が倒れることを示唆していると思います。


 どんな国家が倒れるでしょうか。それは、大いなるバビロンに反抗する国家でしょう。反対に、大いなるバビロンに、軍事的に協力して流血を行う諸国家も倒れることになる可能性が高いです。啓示18章によると、大患難の後まで、生き残っている地の王たちは、大いなるバビロンと共に軍事行動を行わない国家だからです。(啓示18:9,10)


 ですから、過去にエホバ神が行動された型から考えるならば、大いなるバビロンと共に神の民と他の人々の血を流す国家は、大いなるバビロンによって倒される可能性が高くなるでしょう。あるいは、北の王によって大患難の時に倒される可能性も高くなるでしょう。どうぞ、昔のユダに起きたことから教訓を得られてください。


 日本は米国と、宇宙における防衛協力を強化する方向に進んでいます。他国に対する監視を強化するために、日米で衛星情報を共有する予定です。


日米で宇宙における防衛協力の強化へ 日本の高い技術力を生かせ


  この衛星情報は、他国の軍事基地に対して用いられるだけでなく、良心的なクリスチャンや一般の人々の情報を含んでいる可能性があります。


 もし、日本政府や他の諸国家が神の民や一般の人々の流血に南の王と共に携わるならば、それは決してそれらの国家の保護とはならないでしょう。かえって、アメリカ、あるいは、次に台頭してくる北の王によってその特定の政権、あるいは、国家そのものが倒されてしまう可能性が高くなるでしょう。エホバ神は、そのことが起きることを許されるでしょう。


 日本政府の軍事関係者に、聖書の神エホバがどのように感じられ対応されることになるのかを考慮されるようにお勧めします。


 諸国家が衛星情報を共有することを考えるととりわけ、私たちは、軍事衛星に位置情報などの個人情報を知らせるような結果になる行動はできるだけ慎むのが賢明です。フェイスブック、ライン、ミクシィその他のソーシャルメディアに自分の本名、画像、住所、電話番号などの個人情報を公開することは、アメリカや自国の政府に情報が漏えいして、軍事衛星に悪用される可能性があると思います。





Dear Facebook by JAMES ANTHONY CAMPBELL (facebook2)

Danny Choo(line)
フェイスブック・ラインその他のソーシャルメディアに名前・画像などの個人情報を投稿するならば軍事衛星の格好の標的になる可能性があります



   IT企業は個人情報を知らせるように圧力を受けたら、耐えることはできないと思います。また、政府自身綿密にそうしたソーシャルメディアから公開されている情報を収集するでしょうし、また、非公開であっても、ウィルスを使って情報を調べる可能性もあると思います。


  そして、軍事衛星に個人情報が知られるならば、軍事衛星から電磁波兵器の攻撃を受けて、あらゆる病気になったり、精神疾患を抱える可能性もあります。もしくはこれから先は核融合レーザー兵器の攻撃を受けて命を落とす可能性も出てくると思います。


 今は、ネットが広く普及していて、ネットに個人情報を載せないようにすることは不可能だと思いますが、さまざまな登録なども、本名、住所、電話番号などの登録は必要でないものはできるだけ控えた方が安全だと思います。


 携帯やスマホを持たないようにしたり、少なくともGPS機能を持たない携帯、スマホにすることによって身を守るよう手段を講じることができます。車もGPS機能を持たない車の方が安全でしょう。少なくとも取り外しのできる携帯用のGPS機器がより安全で、必要のない時にはできるだけ取り外しておくことができます。


 また、パソコンの設定をする場合も、マイクロソフトの場合は、自分の住所を設定するかしないか選ぶことができるので、自分の住所を非公開にしておく方がいいと思います。軍事衛星の標的にされる可能性がありますから、自分の画像や位置情報をできるだけ公開しない方がいいと思います。(箴言22:3)


 また、GPS機能のついた時計があります。グーグルも発売します。これも個人の位置情報を軍事衛星に知らせることになるので、普通の時計の方が安全だと思います。





Gps solar 腕時計 SEIKO ASTRON by n.kondo(gpswatch)
GPS機能のついた時計も位置情報を軍事衛星に知らせる危険があります