HAARPが使用されたのではないかという疑い


 以前、気象兵器HAARPが使われたのではないかと考えられる気象の変化がありました。今回、アメリカがHAARPを使用している可能性を考慮し、国家としてどのように行動するのが賢明なのかを聖書から考察してみたいと思います。


 2014年5月29日(木)に日本で最も熱い場所は北海道遠軽町でした。そこでは、最高気温が33.7度まで上がり、29日全国で一番暑い町となりました。北海道は、日本でも最も北にありますから、夏でもとても涼しく、北海道では夏でも室内でストーブを使うことさえあります。


 しかし、29日には、北海道の複数の地点が30度超えの真夏日を記録という異常事態となりました。 一週間前は、北海道で雪が降ったところがありました。その一週間後は、33℃以上になるというのは、普通は絶対あり得ないことです。


今日、日本で一番暑いのが北海道のオホーツク地方という珍現象


 それがHAARPによって引き起こされたのではないかという疑いを抱かせたのは、29日(木)の朝11時頃、札幌厚別公園競技場付近の上空で「環水平アーチ」と呼ばれる現象が約1時間、見られたからです。


 「環水平アーク(水平環)」と呼ばれる現象は、空に半円を描く一般的な虹とは違って、太陽と同じ方向に見られ、水平に直線的な鮮やかな色の光の帯が見られる現象です。札幌管区気象台によると、雲の中の氷の結晶がプリズムの役割をして太陽光線を屈折させておこるということです。そうした空の現象は、通常地震の前に空に現れる現象です。


環水平アーク
札幌の空に「環水平アーク」出現
朝刊コンサ記事(5月30日)から その? 


 こうした異常気象は、普通北海道では起こりません。虹のような雲は、気象兵器HAARPが使われた時に、現れると言われる空の現象です。中国の四川大地震の前にも空に不思議な現象が見られました。また、地震が起きる前にそうした不思議な現象が上空に見られることが多いと、ある米国の人も言っていました。


中国の四川大地震前に発生した彩雲 iridescent clouds


 HAARPは、ある人の主張によれば、米国のアラスカに二か所あるようです。また、他の国にも数カ所あるようです。HAARPは、電離層を調べるための施設だとアメリカ政府は言っています。


 しかし、1997年に米国国防長官ウィリアム・コーエン が公式会見で地震や火山の爆発を引き起こせる気象兵器・地震兵器などの脅威に言及しています。


 また、2011年4月には、アメリカ・ミネソタ州の元知事が、「日本の地震は、アメリカの地震兵器ハープシステムによって起こされた」と述べました。また、「これによって、旅客機を墜落させたり、雲の動きや気候の変化をコントロールすることができる」と述べています。


 HAARPは、地上に地震、ハリケーン、台風、津波などを引き起こせると言われています。しかし、それ以外にも、火山を爆発させたり、人々の心理状態を操作できるとも言われています。


 気象改変兵器の存在は、国際的には常識です。1976年国連では、環境改変技術敵対的使用禁止条約 が採択されました。これは、津波地震、台風の進路変更等を人工的に引き起こして軍事的に利用することを禁止する内容となっています。


 また、人工的に雷や地震を発生させるという目的の超低周波ビーム光線を完成させたと1976年ソ連が発表 したという情報もネットで見ました。


また、マレーシア政府は公害対策の一環として大気中の有害物質や同国ならびにインドネシアの山火事の灰を吹き飛ばすためのサイクロンを人工的に発生させる契約を同種の技術を持つロシアの国営企業と結んだという情報もネットで見ました。日本の衆議院の委員会でも、2011年そのことに言及されています。


 ですから、気候改変兵器が存在することは、事実です。しかし、問題は、国連の決議にかかわらずその兵器が使われたどうかということです。
 
 私はその時、北海道を標的にしてHAARPが使われたのではないかと思いました。それで、HAARPは、異常な高温も引き起こせるのではないかと思いました。その年は、中国の上海で、40℃の高温となっており、オーストラリアで、50℃の高温となっています。これは、HAARPが使われているのではないでしょうか。


 もし、この推測が正しければ、ひょっとして、地球温暖化の原因のひとつは、HAARPが使われているためではないでしょうか。しかし、おそらく二酸化炭素の増大も地球温暖化の原因にはなっているでしょう。地球温暖化はおそらく複数の原因があるでしょう。


 アメリカ政府は、地球温暖化を引き起こすとして二酸化炭素の増大に対して警鐘を鳴らしていますが、HAARPの使用を隠して、そのように言っているのではないかという疑いを私は持っています。


 さらに、私は、日本では大災害は、自民党ではない政党が政権を取った時起きていることを示すサイトを見ました。


日本が好きなだけなんだよ


 そのブログでは、「事実を積み重ねた結果、『戦後の日本では、自民党在籍経験のない極左政治家が首相になると大勢の国民が天災で死亡す る』という結論に至った。」 と述べられています。


 例えば、日本社会党委員長片山哲内閣総理大臣であった時、 カスリーン台風が1947年 9月に発生し、関東地方や東北地方に大きな災害をもたらしました。死者は1,077名、行方不明者は853名、その他、罹災者は40万人を超えたそうです。


 また、日本社会党村山富市内閣総理大臣 だった時に、阪神大震災が1995年1月17日に発生しました。その時、死者6,434名に及びました。


 また、民主党菅直人内閣総理大臣だった時に、2014年3月11日 東日本大震災が発生し、死者15,861人、行方不明者2,939人となりました。


  自由民主党の大半の議員、及び中央省庁の高級官僚の多くは親米保守の立場を取るとされています。しかし、とりわけ、日本な大きなダメージを与えた大地震がどちらも、左派の政治家が政権をとっている時に起きたというのは、意図的なものを感じます。


 このことは、その災害が人為的なものであり、政治的な意図を持って引き起こされていることを示しているのではないかと思いました。このことは、アメリカが自分が望まない政党の場合は、とりわけ、HARRPで災害を起こす可能性が高くなるのではないかと思いました。


 しかし、おそらくさまざまな災害は、HAARPだけではなく、核爆発など他の手段も併用している可能性が高いと思います。 


 このことを考えるならば、私は政治的には中立で、特定の政党を支持するわけではありませんが、どんな政党が政権をとるにしても、親米的な政策をとるのが得策だとは思います。
 
 
 そして、聖書は大患難を生き残る地の王たちが、アメリカが滅ぼされるのを目撃した時、「気の毒なことだ」と言うほど、アメリカとそれまで、良い関係を持っていたことを示唆しています。そして、それらの地の王たちは、アメリカと共に経済的繁栄を享受していたことを聖書は示唆しています。(啓示18:9,10)


 アメリカ政府が軍事兵器を使うのは、思い通りにしたいからです。さらに、アメリカが今回東日本大震災を引き起こしたのであれば、何かアメリカを怒らせる理由があったのでしょう。そして、確かに戦時中に日本がアメリカに与えた損害に対する恨みも依然として残っているでしょう。


 そして、その行動の動機には、おそらく経済的要因もあるでしょう。このことを考えるとアメリカとの平和な関係を重視すること、とりわけ経済面での協力関係を保ってアメリカと良い関係を保つことは得策であると考えます。


 しかし、アメリカと友好的である方が得策であるとは言え、私は、アメリカとの軍事同盟を継続するよりは、その同盟は破棄した方がその国家にとって最終的な結果は良い結果になるのではないかと思います。


 なぜなら、軍事同盟は聖書の神の目に「淫行」また「売春」であると聖書に述べられています。それは神の目に忌むべきことであるので、聖書の神はその国家がその頼った大国から攻撃される結果になるように取り計らわれる可能性があるからです。(エゼキエル23:5,9,23)


 しかしながら、聖書の記述の中に、他国との淫行、もしくは売春に陥ったユダ王国が、大国との淫行、つまり同盟関係をふり捨てようとする時、神はユダが淫行を犯した罰として他国からの攻撃を招くという預言があることも事実です。(エゼキエル23:22-24;28,29)そして、ユダのヒゼキヤがアッシリアに貢を捧げる関係をふり捨てようとした時、アッシリアの攻撃を招いたのも事実です。


 もちろん、ヒゼキヤは神との良い関係を持っていたので、ユダ王国は、アッシリアに攻め取られることはありませんでした。それで淫行をふり捨てようとする動機が神に喜ばれたいという動機であれば、それは良い結果になるかもしれません。しかし、その動機が単に大国の支配をふり捨てたいという動機であれば、悲惨な結果になるかもしれません。


 それで大事なことは、大いなるバビロンと淫行の関係にある地の王たちが、彼女と共に軍事行動を共にしないことだと思います。なぜなら、啓示の書には、大患難を生き残る地の王たちが、大いなるバビロンと良い関係を持っていても、大いなるバビロンと軍事行動は共にしないことを示しています。地の王たちは、大いなるバビロンの滅びを遠くに離れた所に立って嘆くことになっています。(啓示18:9,10)




Gambier Bay and her escorts laying a smoke screen early in the battle. (watchabattle1)
大いなるバビロンと良い関係を保っても彼女と共に軍事行動を共にしないことが必要です



 このことを考えると淫行、つまり南の王との同盟を継続するかどうかに関わりなく、アメリカとは良い関係を保ちつつもアメリカと共に軍事行動を共にしないということが国家にとって一番の身の守りとなると思います。


 2014年5月14日の米国上院の公聴会で、空軍の科学・技術・工学担当副次官補、デイヴィド・ウォーカー(David Walker)は空軍がHAARPを維持することに関心がないと話したということです。それで、アメリカが HAARPの使用を差し控えるというのであれば、いいことだと思います。どういう風にアメリカが行っていくのか、アメリカを注視していきたいと思います。


 また、HAARPについては、さらに調べていきたいと思います。