死の状態

(7)死者の状態と死者に対する崇拝と復活の希望

多くの人は、人間は肉体と霊魂によってできていると考えています。そして、死んだ後、霊魂が残って、死者は霊の世界で意識が存続していると考えています。 そして、死者は生きている人のために良いことをしてくれたり、災いをもたらしたりすると考えています…

詩編78編・霊魂不滅の教理の間違い(新世界訳)

「それで,[神]は彼らの日々をあたかも呼気でもあるかのように終わらせ,彼らの年を騒乱によって[終わらせた]。・・・また,彼らが肉なる者であること,霊は出て行くが,帰っては来ないことを思い出されるのであった。」(詩篇78:33,39) 聖書の言葉は永遠に…

詩篇6編・死者は神をほめたたえられない(新改訳)

「死にあっては,あなたを覚えることはありません。よみにあっては、だれがあなたをほめたたえるでしょうか。」(詩篇6:5 新改訳) ダビデは死の状態について上記のように述べました。死者が神をほめたたえることがないことを述べています。 この聖句は、明ら…

伝道の書12章・霊がまことの神のもとに帰るとは?(新世界訳)

「そのとき,塵はかつてそうであったように地に帰り,霊もこれをお与えになった[まことの]神のもとに帰る。」(伝道の書12:7) 伝道の書12章1節には、若い日に創造者を覚えるようにと勧められていて、2節から6節までには、そうする理由として老齢に伴う様々な…

詩篇30編・人類の大多数が死んでも天に行かないと言える理由

「わたしが坑に下るとき,わたしの血に何の益があるでしょうか。塵はあなたをたたえるでしょうか。それはあなたの真実さを告げるでしょうか。」(詩篇30:9) ダビデはエホバに敵によって殺されないように敵による死から救い出してくださるように懇願しました…

ヨブ記3章・死に対する恐れを克服する(新共同訳)

「 なぜ、わたしは母の胎にいるうちに、死んでしまわなかったのか。せめて、生まれてすぐに息絶えなかったのか。・・・それさえなければ、今は黙して伏し、憩いを得て眠りについていたであろうに。・・・そこでは神に逆らう者も暴れ回ることをやめ、疲れた者…

詩篇146編・人間の霊とは不滅ですか(新共同訳)

「霊が人間を去れば、人間は自分の属する土に帰り、その日、彼の思いも滅びる」(詩篇146:4) 上記の聖句で、人間の霊とは何を意味していますか。それは、人間の肉体とは別の不滅の霊魂のようなものなのでしょうか。そうではありません。この聖句は霊が人間か…

詩篇78編・霊魂不滅の教理の間違い(新共同訳)

「神は彼らの生涯をひと息のうちに、彼らの年月を恐怖のうちに断とうとされた。・・・神は御心に留められた。人間は肉にすぎず、過ぎて再び帰らない風であることを。」(詩篇78:33,39 新共同訳) 聖書は、エホバ神はその過分のご親切によって人間に復活とい…

黙示録1章・陰府とは何ですか(新共同訳)

『恐れるな。わたしは最初の者にして最後の者、 また生きている者である。一度は死んだが、見よ、世々限りなく生きて、死と陰府の鍵を持っている。』(黙示録1:17,18) 黙示録の中でイエスは死と陰府の鍵を持っておられると述べられています。これは、どう…

ルカ16章・ハデスとは火の燃える地獄ですか(新改訳)

キリスト教の教会で牧師の話から地獄の存在を教えられた人は少なくありません。牧師はひとつには、ルカ16章にあるイエスの話しから、地獄の存在を教えます。その中で、イエスは、ある金持ちと、貧乏人ラザロの話をされました。(ルカ16:19〜31)イエスは地獄に…

詩篇30編・人類の大多数が天に行かないと言える理由

「わたしが坑に下るとき,わたしの血に何の益があるでしょうか。塵はあなたをたたえるでしょうか。それはあなたの真実さを告げるでしょうか。」(詩篇30:9) ダビデはエホバに敵によって殺されないように敵による死から救い出してくださるように懇願しました…

マタイ10章・地獄とは何を意味していますか(新共同訳)

「もし片方の目があなたをつまずかせるなら、えぐり出しなさい。両方の目がそろったまま地獄に投げ込まれるよりは、一つの目になっても神の国に入る方がよい。地獄では蛆が尽きることも、火が消えることもない。」(マルコ9:47,48) ある人は、地獄の概念は…

ヨブ記3章・死に対する恐れを克服する(新世界訳)

「 なぜわたしは胎から出て死ななかったのか。[なぜ]わたしは腹から出て来たとき,息絶え[なかったのか]。・・・今ごろは,わたしは横たわって,乱されないでいたであろうに。そうすれば,わたしは眠っていたであろうに。わたしは休み,・・・ かしこでは,…

死によって終わりとする聖書の記述(新共同訳)

「人生の年月は七十年程のものです。健やかな人が八十年を数えても、得るところは労苦と災いにすぎません。瞬く間に時は過ぎ、わたしたちは飛び去ります。」(詩篇90:10新共同訳) 聖書は肉体が死んだ後まで霊魂のようなものが存続することを述べてはいません…