歴代第二28章・アハズは偶像崇拝に進んでアッシリアや諸国民の攻撃を招く

アハズはユダの王の中でも、エホバにとても不忠実な王のひとりでした。アハズの治世を調べると私たちが偶像崇拝を行うとエホバの是認を失いさまざまな災難を経験する結果になることを示しています。 アハズは、エホバの預言者によって少し助けられましたが、…

ネヘミヤ8・9章・エズラやネヘミヤが取り決めた大会から学べること

ネヘミヤ書には、ネヘミヤが破壊されてしまっていたエルサレムの城壁を建て直し、その後、バビロンから帰還していたイスラエル人の大会を取り決めたことが書かれています。そのようにして神の言葉聖書の教育が行われました。現代の私たちは、その時祭司エズ…

ヨシュア20章・大いなるバビロンから逃げる人がどうして罪の罰を免れるのですか

大いなるバビロンから逃れる人々は、どうして大いなるバビロンの罪にあずかって共に滅ぼされるのを免れるのでしょうか。 それは、昔の避難都市の取決めに示されたエホバの方針から分かります。エホバ神は、故意に人を殺したのではない殺人者が死刑を免れる取…

サムエル第一14章・エホバの証人の統治体の兄弟たちに対する敬意をどこまで払うべきか

聖霊で油注がれたクリスチャンも完全ではありません。エホバの証人の統治体の油注がれた者たちも、間違いがあるでしょう。それでは、私たちは油注がれたクリスチャンに対する敬意をどこまで示すべきなのでしょうか。そのことについて、サウルに起こったこと…

エホバの証人の児童虐待に関する立場−統治体からの長老団宛ての手紙

Counselman Collection South Half (convention3) エホバの証人は児童虐待に関してどんな立場を取っているでしょうか 2012年10月1日付の統治体からの長老団当ての英語版の手紙 私は、児童虐待に関するエホバの証人の日本支部からの長老団宛ての手紙をかいつ…

ルカ17章・北の王の総攻撃をどのように生き残るか

「その日、屋上にいる人は、家財が家の中にあっても、それを取りに下りてはならず、野に出ている人も、後ろのものに戻ってはなりません。ロトの妻のことを思い出しなさい。」(ルカ17:31,32) 今回は、大患難をどのように逃れるかを検討したいと思います。 …

啓示6章・続・第六の封印が開かれ大患難が起こる

第六の封印が開かれると大きな地震が起こります。そして、太陽と月と星に異兆があります。(啓示6:12,13)天が去っていき、山と島が取り除かれます。(啓示6:14) 山と島が取り除かれるとは、何を意味するのでしょうか。山とは王を表しています。(啓示17:…

啓示6章・第六の封印が開かれ大患難が起こる

先回までエホバ神が持っておられた巻き物の封印をイエスが第五の封印まで開かれることによって明らかになった預言を説明しました。次に第六の封印が開かれると大きな地震が起こります。そして、太陽が黒くなり、月が血のようになります。(啓示6:12)また星…

独り子を苦しめてまで償いをする必要があったのですか

贖いの犠牲について聞くと、人によっては、そのようにする必要があったのだろうかと考えます。神は、ただ単に神に仕えたいと願う人々の罪を許して、永遠の命を与えることができなかったのだろうかと考えるのかもしれません。神の独り子を苦しめてまで償いを…

ルカ22章・イエスが弟子たちと結ぶ王国の契約

「わたしは、ちょうどわたしの父がわたしと契約を結ばれたように、あなた方と王国のための契約を結び、あなた方がわたしの王国でわたしの食卓について食べたり飲んだりし、また座に着いてイスラエルの十二部族を裁くようにします。」(ルカ22:29,30) ルカ…

イエスは何時間杭の上にかけられていたか

イエスが贖いの犠牲をささげるために耐え忍ばれた苦しみを考えると、キリストの贖いの犠牲に対して感謝するよう促されます。イエスは数時間杭の上で、痛みを耐えなければなりませんでした。イエスは、何時間、杭につけられていたのでしょうか。 イエスの、地…

コリント第二12章・パウロの連れ去られた第三の天とパラダイス

「わたしはキリストと結ばれたひとりの人を知っています。・・・そのような者として第三の天に連れ去られました。 ・・・ その人はパラダイスに連れ去られ,人が話すことを許されず,口に出すことのできない言葉を聞いたのです。」(コリント第二12:2,4) …

聖書朗読の集会をどのように開催できますか―頭の権の尊重と開催場所

もし、各地で聖書朗読のための集まりを公共の場所で行う場合、どのように男性の頭の権に敬意を払うことができるでしょうか。また、どのように聖書朗読の集まりのための場所を確保できるでしょうか。 その場にバプテスマを受けた男性が含まれている場合には、…

歴代第二17章・エホシャファトの聖書教育にどのように見習いますか

歴代第二17章から古代のエホシャファト王の聖書教育運動から現代に何を学べるかを考えてみたいと思います。エホシャファト王は、ユダの地で組織的な神の言葉の教育を行い、エホバに喜ばれました。 彼は、君たちに、レビ人たち、祭司たちと共にユダの諸都市で…

啓示6章・第五の封印が開かれ殉教者が神に訴える

今回、第五の封印が開かれ、殉教者が神に復しゅうを訴える預言を説明します。 第五の封印が開かれると神の言葉のため、また証しの業のために殺された者たちの魂が祭壇の下にいて叫んでいました。彼らは、エホバ神に復しゅうを大声で叫び求めました。(啓示6:9…

ひとりの人の悪行により会衆全員に対して神の憤りが臨む―エホバの証人

エホバ神は、神の僕の会衆を全体として扱われることがあります。それで、ひとりの人が悪行を犯しただけで、神の僕の会衆の全員に対して神の憤りが臨んで、神の民の会衆が手痛い敗北を被ることがあります。このことは、今エホバの証人に起こっていることを説…

大いなるバビロンから逃げてくる人の扱い方

ヨシュア20章は、昔モーセの律法下で、誤って人を殺してしまった人が、避難都市に逃げたことを示しています。過去の避難都市の取決めは大いなるバビロンから逃げてくる人をどのように扱うかに関して洞察を与えます。 啓示の書は、大患難の直前になって非常に…

啓示5・6章・第一の封印から第四の封印が開かれる

啓示5・6章には、天でイエスが神の隠された啓示を明らかにされていく様子が説明されています。この預言は、イエスが天で王になられた後に成就します。ですから、啓示のこの預言は、マタイ24章、マルコ13章、ルカ21章にあるイエスの再臨のしるしの預言とも調…

エホバの証人の排斥理由秘密主義について

(jehovah'switnesses12) エホバの証人が排斥理由を秘密にするのは聖書にかなっていますか エホバの証人は、ネットの世界でとても悪く言われています。しかし、私は長い間エホバの証人と交わりましたが、エホバの証人の中には、聖書に良心的に従おうと懸命に…

聖書の神が存在することがどのように分かりますか

今の世界は進化論や不信仰が人々の間ではびこっています。しかし、聖書は世界を創造された神がおられると述べています。どうして私たちは聖書の神が存在しておられることが分かるのでしょうか。 神がおられることを証明する最大の証拠は、聖書です。全宇宙と…

詩編115編・偶像は何もできないが神は賛美者たちを増加させられる

詩編115編には、偶像や死者がなにもできないことが説明されています。一方、生ける神エホバは、ご自分を賛美する民に増加をもたらしてくださいます。神の民の増加は、神が存在しておられること、その方が地上の世界で生きて活動しておられることを証明してい…

軍事衛星と電磁波兵器−大いなるバビロンアメリカの膨大な軍事予算の使い道

啓示の書には、大いなるバビロンについて、「地上でほふられたすべての者の血が見いだされた」と書かれています。(啓示18:24)私は、この言葉がどういう意味かを考えています。アメリカは、その膨大な軍事予算で何をしているのでしょうか。 今回、私がこの記…

セウォル号の事故から教訓を得て・・・エホバの証人の統治体へのメッセージ

2014年の4月16日の韓国のフェリーセウォル号の事故で300人あまりの犠牲者が出ました。乗船していた人が476人で生き残った人が172人です。事故後助かったはずの人が助からなかったととても強い非難の声が上がりました。 私がこの事故から、一番教訓を得なけれ…

大いなるバビロンアメリカの膨大な軍事予算の使い道−軍事産業とCIA

啓示の書には、大いなるバビロンについて、「地上でほふられたすべての者の血が見いだされた」と書かれています。(啓示18:24)私は、この言葉がどういう意味かを考えてきました。今回、私がこの記事に書くことは、調査が十分だとは言えません。このことについ…

ダニエル11・12章・現代の北の王と南の王に関する預言(5)

今回ダニエル11章44節以降ダニエル12章4節までの解釈に取り組んでみたいと思います。この部分では、大患難を生き残った北の王と神の民がどうなるかが預言されています。 ダニエル11章44節では、大患難が終わって後のことと思われますが、「彼をかき乱す知ら…

ダニエル11章・現代の北の王と南の王に関する預言(4)

今回ダニエル11章40節以降43節までの解釈に取り組んでみたいと思います。そこには、北の王が南の王を最終的に攻撃する時に、つまり大患難の時に、世界情勢がどのようになるかが説明されています。 ダニエル11章40節によると、「終わりの時」に、北の王は南の…

ダニエル8章・北の王である常供のものを取り去る小さな角

「そして、そのうちの一つから、別の角、小さな角が出て来た。それは・・・その軍の幾らかと星の幾つかを地に落とし、これを踏みにじるのであった。・・・その 方(軍の君)から常供のものが取り去られた。・・・また彼は力ある者たちをまさに滅びに至らせ、…

ダニエル11章・現代の北の王と南の王に関する預言(3)

今回ダニエル11章37節以降39節までの解釈に取り組んでみたいと思います。ここには、北の王のさまざまな特徴が論じられています。北の王がどれほど強大な権力を振るうようになるかが説明されています。 37節によると、北の王は、「自分の父たちの神に何の考慮…

歴代第二9章・バルサム油や金や宝石を贈り物にしたシェバの女王の王国はどこにあったのか

歴代第二9章によると、シェバの女王はバルサム油や金や宝石を大量にらくだに積んでやってきてソロモン王への贈り物としたと記されています。(歴代第二9:1)シェバというのはどこでしょうか。そこには、バルサム油や金や宝石が豊富に産出したのでしょうか。調…

ダニエル11章・現代の北の王と南の王に関する預言(2)

今回ダニエル11章32節から36節までの解釈を試みてみたいと思います。その部分では、北の王の特徴について詳しく説明されています。 ダニエル11章32節によると、北の王は、新しい契約に不忠実になっている者たちを「背教に導き入れ」ます。けれども、北の王と…