2012-01-01から1年間の記事一覧

なぜ『父と母を敬う』べきなのだろうか(2)−敬うべき理由と益

前回、「なぜ『父と母を敬う』べきなのだろうか(1)−敬うとは」をアップしました。今回、親を敬うべき理由と益について、アップしたいと思います。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

創世記3章・アダムはなぜ罪を犯したのか

「それで彼女はその実を取って食べはじめた。その後,共にいたときに夫にも与え,彼もそれを食べはじめた。」(創世記3:6) 聖書は最初の人間アダムが罪を犯し、その結果、アダムの子孫がアダムから罪と死を受け継いだことを述べています。(ローマ5:12,14…

なぜ『父と母を敬う』べきなのだろうか(1)−敬うとは

昭和53年に、東京の高校生が長期間にわたり、母親に暴力を振るい続け、それを見かねた父親が息子を金属バットで殴って殺してしまったと言う痛ましい事件がおきました。この事件がきっかけとなり、「家庭内暴力」という言葉が世間に広まりました。もちろん、…

エレミヤ3章・ユダの行なった売春−偶像崇拝

「不実な行いをするその姉妹ユダは恐れもせず、かえって自分もまた、行って売春をするようになった。そして彼女の売春はその軽薄な物の見方ゆえに生じ、彼女はその地を汚し、石や木と姦淫を行ないつづけたのである。」(エレミヤ3:8,9) エレミヤ3章には、…

エゼキエル16章・エルサレムの結婚と売春

「あなたは、わたしがあなたに与えたわたしの金と銀から、あなたの美しい品々を取り、自分のために男性の像を作って、それらと売春を行なうのであった。・・・またあなたは、肉の大きなあなたの隣り人、エジプトの子らと売春を行ない、あなたの売春をあふれ…

エレミヤ31章・新しい契約にあずかるのは誰ですか

「『見よ,日がやって来る』と,エホバはお告げになる,『わたしはイスラエルの家およびユダの家と新しい契約を結ぶ。それは,わたしが彼らの父祖たちの手を取ってエジプトから連れ出した日に彼らと結んだ契約のようなものではない。わたしが彼らの夫として…

エゼキエル9章・エルサレムの中での忌むべきことを嘆息する

「エホバは続けて言われた。『都の中、エルサレムの中を通れ。その中で行なわれているすべての忌むべきことのために嘆息し、うめいている者たちの額に、あなたは印をつけなければならない。』」(エゼキエル9:4)エゼキエルは、どんな人がエルサレムの滅び…

エゼキエル6章・イスラエルの比ゆ的な淫行−偶像崇拝

「それは,わたしからそれて行った彼らの淫行の心と,その糞像を慕って淫行のために行く彼らの目とのゆえに,わたしが砕かれてしまったからである。」(エゼキエル6:9) エゼキエル6章には、イスラエルが比ゆ的な淫行を行なったことが述べられています。こ…

エレミヤ51章・バビロンの中から出て逃げよ

「わたしの民よ,彼女の中から出て,各々その魂をエホバの燃える怒りから逃れさせよ。」(エレミヤ51:45) エレミヤ51章には、バビロンがエホバの燃える怒りに直面しているために、バビロンから出て逃げるようにという勧告があります。昔、バビロンに住む人々…

啓示19章・全能者なる神の憤りの怒りのぶどう搾り場を踏む

「そして,彼の口からは鋭くて長い剣が突き出ている。それによって諸国民を討つためである。また彼は,鉄の杖で彼らを牧する。また,全能者なる神の憤りの怒りのぶどう搾り場も踏む。」(啓示19:15)啓示19章には、白い馬に乗られるイエスと彼に従う天の軍…

ルカ21章・神の民の救出はどの時点で生じるか

「そのとき彼らは,人の子が力と大いなる栄光を伴い,雲のうちにあって来るのを見るでしょう。しかし,これらの事が起こり始めたら,あなた方は身をまっすぐに起こし,頭を上げなさい。あなた方の救出が近づいているからです。」(ルカ21:27,28) イエスは、…

エレミヤ19章・ユダの災いを招いた罪のない者たちの血

「いまわたしはこの場所に災いをもたらす。だれでもその災いについて聞くなら、耳が鳴るであろう。彼らがわたしを捨て、・・・そこで自分たちも、その父祖たちも、ユダの王たちも知らなかったほかの神々に犠牲の煙を立ち上らせたためである。彼らはこの場所…

詩編79編・神の僕の流された血に対する復しゅうが行なわれる

「あなたの僕たちの流された血に対する復しゅうが、諸国民の中で、わたしたちの目の前で知らされますように。」(詩編79:10)詩編79編の中で、詩編作者は、神の僕たちの流された血に対する復しゅうが行なわれるようにと願い求めています。(詩編79:10)こ…

ヨブ14章・ヨブは復活の希望を言い表す

「ああ、あなたが私をシェオルに隠し、あなたの怒りが元に戻るまで、私を秘めておき、私のために時の限りを設けて、私を覚えてくださればよいのに。・・・あなたは呼んでくださり、私はあなたに答えます。ご自分のみ手の業をあなたは慕われます。」(ヨブ14:…

イザヤ65章・今とは異なるパラダイスでの生活

「いまわたしは新しい天と新しい地を創造しているからである。・・・彼らは必ず家を建てて、だれかほかの者が住むことはない。彼らが植えて、だれかほかの者が食べることはない。」(イザヤ65:17,22)イザヤ65章は、現在の私たちの生活とは、大変異なる生…

イザヤ40章・全宇宙の星を創造された偉大な神

「あなた方の目を高く上げて見よ。だれがこれらのものを創造したのか。それは,その軍勢を数によって引き出しておられる方であり,その方はそれらすべてを名によって呼ばれる。満ちあふれる活動力のゆえに,その方はまた力が強く,[それらの]一つとして欠け…

イザヤ2章・末の日に臨むエホバの日

「その日には、エホバただおひとりが必ず高く上げられる。それは万軍のエホバの日だからである。・・・無価値な神々は完全に過ぎ去る。」(イザヤ2:11,12,18) イザヤ2章には、「万軍のエホバの日」という言葉が登場します。聖書の中で「エホバの日」とは…

エレミヤ1章・バビロンの攻撃を招いたユダの偶像崇拝

「エホバはわたしに言われた。『この地の全住民に向かって北から災いが解き放たれるであろう。』・・・それらの者がわたしを捨てて、ほかの神々に犠牲の煙を立ち上らせ、自分の手の業に身をかがめ続けるからである。」(エレミヤ1:15,16) ユダの二部族王…

イザヤ13章・バビロンに対するエホバの日

「アモツの子イザヤが幻で見たバビロンに対する宣告。・・・あなた方は泣きわめけ。エホバの日が近いからだ。」(イザヤ13:1,6) イザヤ13章にバビロンに対する「エホバの日」が出てきます。(イザヤ13:6)そこでは、「バビロンに対する宣告」が述べられ…

エレミヤ25章・七十年の荒廃に関するエレミヤの預言は成就する

「『そして,この地はみな必ず荒れ廃れた所,驚きの的となり,これらの諸国の民は七十年の間バビロンの王に仕えなければならない』。 『そして,七十年が満ちたとき,わたしはバビロンの王とその国民に対して言い開きを求めることになる』と,エホバはお告げ…

箴言5章・性に関する率直な助言

「彼女が後に残す作用は苦よもぎのように苦く、もろ刃の剣のように鋭い。」(箴言5:4) 箴言5章には、性についての率直な助言がのせられています。箴言5章では、結婚関係外の性関係を戒め、結婚関係内の性関係から喜びを得るようにと勧めています。 結婚関…

エレミヤ15章・エレミヤは災いからの救出を約束される

「エホバは言われた。『まさしく、わたしは良いことにためにあなたに仕えよう。まさしく、災いの時、苦難の時に、わたしはあなたのために執り成しをして敵に向かおう。・・・『彼らは必ずあなたと戦うが、あなたに打ち勝たない。わたしがあなたと共にいて、…

学校での性的いやがらせに対処する

学校で性的いやがらせを受けることがあります。アニタという女の子は経験を語っています。「とても人気のある男の子が、わたしを廊下の隅に追い詰め、いやらしい感じでわたしに触り始めました。触らないでほしいと丁寧に頼んだんですが、本気だとは思っても…

ヨブ28章・エホバへの恐れが知恵である

「見よ、エホバへの恐れ−これこそ知恵であり、悪から離れることが悟りである。」(ヨブ28:28) ヨブは、ヨブ28章の中で、知恵がどこで見出されるかを論じています。(ヨブ28:12,20)知恵とは、人を「命」と「幸い」に導くものです。(箴言3:13,16,18,21…

箴言11章・どんな助言から益が得られますか

「巧みな指導がないと民は倒れる。しかし,助言者の多いところには救いがある。」(箴言11:14) 助言者が多いことによって救いがあると聖書は述べています。しかし、どんな助言によっては救いを得る事はできないでしょうか。一方、どんな助言によって救いが…

詩編55編・以前の親密な仲間から裏切られる

「わたしをそしるようになったのは敵ではないからです。 そうでなければ,わたしは耐えられたでしょう。 ・・・ そうではなく,それはわたしと並ぶ者であった死すべき人間, わたしの親密な者,わたしの知己であったあなただったのだ。わたしたちは親愛の情…

夫婦の愛は取り戻せる(4)−口論を鎮める方法

先回「夫婦の愛は取り戻せる(3)−配偶者に対する話し方」をアップしました。今回は、結婚生活において口論を鎮める方法についてアップしたいと思います。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

詩編51編・ダビデは捨て去られないように祈り求める

「あなたのみ顔の前からわたしを捨て去らないでください。あなたの聖霊を、どうかわたしから取り去らないでください。」(詩編51:11)ダビデは、罪を犯してしまった時、エホバに捨て去られないように祈り求めました。確かに、ダビデは、エホバとの関係にお…

夫婦の愛は取り戻せる(3)−配偶者に対する話し方

先回「夫婦の愛は取り戻せる(2)−結婚生活を守る努力を払う」をアップしました。今回は、結婚生活を守るために必要な配偶者に対する話し方についてアップしたいと思います。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

詩編32編・ダビデはエホバに罪を告白する

「わたしはついに自分の罪をあなたに告白し,自分のとがを覆いませんでした。 わたしは言いました,『わたしは自分の違犯をエホバに告白しよう』と。 」(詩編32:5) ダビデは、生涯中数多くの罪を犯しました。しかし、ダビデは、誰よりもまずエホバに自分…